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普通の事務職OLが知識ゼロから2ヶ月半でWebデザインの仕事を獲得した話

こんにちは。小出です。

女性のためのキャリアスクールSHElikes(以下、SHE)で、Webデザインを学び始めてもう少しで3ヶ月が経ちます。

この9月、初めてWebデザインのお仕事で1万円を稼ぎました。クラウドソーシングで受注した、WordPressでのLP制作案件です。

6月末には自分のPCも持っておらず、Photoshopすら使ったことがなかった私が。振り返ってみて、自分でも驚いています。

そんな以前の私のように、「本当に初心者でも案件任せてもらえるの?」「人生で一番目のWebデザイン仕事って、実際のところみんなどうやって獲得してるの?」と疑問に思っている方の背中を押せたらうれしいです。

やってみて思ったのは、「初心者でも、しっかり納品でき、お金をもらえる。さらに勉強にもなる」ということ。

今回は、Webデザイナーとして初心者も初心者な私が、人生で初めてWebデザインの仕事を獲得し、報酬を得たことについて書いていきます。

クラウドソーシングでとにかく提案(応募)した

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人生初のWebデザイン仕事は、クラウドソーシングのLancersで獲得しました。もともと、独学ライターとして活動していた時に使っていたのですが、プロフィールをWebデザイナー用に修正。

初心者Webデザイナーの自分にもできそうな案件を検索し、片っ端から提案(応募)しました。今回の案件を受注するまで、10件程度に提案しています。

Webデザインの案件は探せばたくさんあるのですが、その中でも私は以下2つに絞りました。

・コンペ式のバナー制作案件
・プロジェクト式のバナー、LP制作案件

なぜなら、初心者が効率よく案件にありつけるからです。理由は次のとおりです。

コンペ式の案件は、当然ながら作品を制作しなければなりません。つまり、時間をかけて作っても、採用されなければ実績にならないのです。なので、Webサイト一式やLP等、初心者には時間がかかるものを避けました。

「採用されたい!」と思いながらのバナー制作は、個人的にバナートレースよりモチベーションを保ちやすく、より集中して取り組むことができました。

制作したバナーが採用されなくても、クライアントからのリアルな依頼内容や、他のWebデザイナーの方々のバナーを見られることがとても勉強になります。

プロジェクト式の案件は、クライアントへメッセージで「私にやらせてください!」と提案し、採用されれば案件受注となります。なので、コンペ式よりも時間をかけずに数を打つことができます。

私は、今回このプロジェクト式で仕事をいただきました。実際にクライアントへ送って採用されたメッセージについては、次で紹介します。

実際にクライアントに採用されたメッセージ

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Lancers上で、Webデザイナーとしての実績がなかった私が、15件の提案数の中から採用していただけた時、クライアントに送信していたメッセージは以下のとおりです。

●●様
はじめまして。 Webデザイナーの小出と申します。
本件、ぜひお受けさせていただきたく、提案致します。

当方、普段は商社にて会社員として勤務しながら、副業にてWebデザイナーとしても活動をしております31歳です。本案件につき、ターゲットは経営者・経営幹部の男性とのことですが、本業にてまさにこのような方々と関わる機会が多いので、お役に立てることと存じます。

◆スキルについて
・WordPress
・Photoshop
・Illustrator
・コーディング(HTML、CSS、JavaScript)

どうぞよろしくお願い致します。

自分なりに工夫したポイントは次の4つです。

①Webデザイナーと言い切る!
②Webデザイナー以外の素性を明かす
③自分がこの案件に乗せられる付加価値を伝える
④相手が知りたいであろう情報には先回りする

順番に見ていきます。

①Webデザイナーと言い切る!
提案を始める前、「私まだWebデザインの仕事したことないし・・・」と弱気だったのですが、自分がクライアントだったら「Webデザイン勉強中」の人ではなく、「Webデザイナー」に仕事を頼みたいなと考えました。

SHEでWebデザイナーに必要な基礎スキルセットは身につけたので、胸を張って「Webデザイナー」を名乗っています。

②Webデザイナー以外の素性を明かす
実績がない分、クライアントから見て「どんな人なのか?」「制作してほしいものに対するスキルはあるのか?」が分かることを心がけました。

オンラインで仕事を受発注すると、当然ながら相手の顔が見えません。得体の知れない人よりも、なんとなく「こんな人なんだろうな」と想像がつくと、クライアントも安心して仕事を任せられるかも、と思いました。

素性を伝えるようにしてから、結果的には仕事を受注できなくても、「こういう内容にしたいと思ってるんですけど、できそうですか?」と打診いただけることが増えたので、効果がありそうです。

③自分がこの案件に乗せられる付加価値を伝える
Webデザインの土俵では、当然ながら他のWebデザイナーに勝てる部分がありません。なので、Webデザイナー以外の自分の経歴の中で、何か役に立てる部分がないかどうかも気にしています。

今回は、「経営幹部向けのセミナーLP」だったので、本業で経営幹部とよくコミュニケーションを取っていることをアピールしました。

④相手が知りたいであろう情報には先回りする
今回は「WordPressでLPを作って欲しい」という依頼でしたが、例えばクライアントは「もちろんPhotoshopは使えるよね?」と不安に思っているかもしれません。その気持ちに先回りし、求められているWordPress以外にも、聞かれていなくてもスキルは全て伝えました。

初心者でもしっかり納品できた理由

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晴れて案件を獲得でき、嬉しかったのも束の間。「初めての仕事、ちゃんと納期までに制作できるかな?」「クライアントからの依頼事項の中で、実はよくわかってないことがある。これって先方に聞いていいの?」「WordPressは勉強したけど、実践はしたことない。。」と、不安な気持ちの方が大きかったです。

ここで私がヘルプしたのが、SHEのWebデザインもくもく会です。毎日開催されている、「プロのWebデザイナーに何でも質問できる」会です。

仕事を獲得した日の夜にすぐ参加し、プロのWebデザイナーである講師の方に、まずは仕事の進め方から丁寧に教えていただきました。具体的には次のとおりです。

・クライアントに事前確認しなければいけないことの洗い出し、聞き方
・指定された納期が現実的であるかどうか
・全体の制作フロー

実際の制作作業に入ってからも、わからないところは丁寧に教えていただきました。もくもく会講師の方々のおかげで、納期より2日も早い納品が実現できたと思っています。

今年の5月にこのSHElikes無料体験レッスンを受けていなかったら、Webデザイナーになる未来はなかったと、我ながら感動しています。

【まとめ】実際のお仕事は、勉強より勉強になる

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実際にお金をいただいてWebデザインの仕事をしてみて、「勉強よりも勉強になる」と感じました。

クライアントからのリアルな要望や、進め方、見積もりの肌感等、自身で勉強しているだけではなかなか身につかないことを学ぶことができました。

ゆくゆくはWebデザイナーとして安定して報酬を得ることを目標に勉強しているので、「Webデザイナーとして仕事をする」体験ができたことは大きな前進でした。

ローマは一日にして成らず。これからも「まだ初心者だから」と怯まずに、積極的に仕事案件にチャレンジし、半年後の2021年3月には一人前のWebデザイナーとして、それだけでもギリギリ食べていけるくらい稼げるよう行動していきます!

私が知識ゼロからWebデザイナーになれた、女性向けキャリアスクール「SHElikes」はこちら↓

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