独立のタイミング、必要な経験
30年前の常識では、3〜5年修行を積み働けば、2代目として実家に戻ったり独立する人もたくさんいました。
しかし今では、ケーキと言っても、ショコラ、チーズケーキ、プリンなどの1種類だけの専門店が当たり前になる程レベルが上がり業界も成熟し、お客様から求められる知識、技術は何倍にもなっています。
そこに働きかた改革で労働時間は減少し、技術を身に付ける機会は少なくなっています。10年働いても独立開業に必要な仕事を覚えることができないケースも増えてきました。
販売方法も、店舗だけでなくWEB通販が一般化し、チラシしかなかった集客の方法もSNSなど無数の選択肢が増えました。
どこまで経験を積めば独立できるのか。判断がむづかしくなったのです。独立したいと思えば、その時がタイミングです。でも判断がむづかしい。そこで独立の2つのタイミングについてお話しします。
「25歳までの若い独立」
「40歳での集大成としての独立する」
・25歳までの独立
いい意味の馬鹿。自分を信じ抜ける力。
初めのプランが大きく影響します。
経験はなくても、一点突破で行けばうまくいく可能性大きいです。
失敗など当たり前。試行錯誤の高速回転が基本スタイル。
ほとんどの場合が、低予算、勢いで突破して結果につなげていく。
2割は運次第でうまくいく、
うまくいかなくても、驚くべき量の失敗を重ねても、修正、対応していく中で身につける真の実力。
諦めない限り、必ずうまくいくのが、スイーツ業界!
今の時代は、むしろ若く独立する気概があれば、ほぼ間違いなく30歳までにはそれなりのものを作り上げていると思います。
・35歳以降ー40歳ごろがメイン。
40歳前後の独立が増えてきました。
昔とは、違う!
しっかりと実力をつけて、仲間、人脈を増やして満を持してのオープン。
積み上げてきた技術や知識、経験で集客することも可能で、すでに、自分の得意分野が明確なので、得意なことに絞って開業できるのが強みです。
かなり高い確率で成功します。
この年代の独立の失敗例は、「一人だけで突き進んで気がつけば周囲に誰もいない。」が典型例です。
独立のタイミング
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