見出し画像

C-1とかコピーの競争みたいなのから学んだ、言葉は磨けるかも知れないということ

書評とかBtoBマーケは全然関係ないのですが、今日はコピーや言葉について

「ブレーン」という広告とかコピーとかがまとまっている雑誌があって、C-1グランプリというコピーバトルのようなコーナーがあります。
毎月、お題を見て自分なりにコピーを考えて投稿するということをやっています。グランプリ1個、準グランプリ2個、ファイナリスト5個のコピーが選ばれます。

昨年はファイナリストに1回。今年は準グランプリに1回選ばれました。
とはいえ、毎年11回はかすりもしないというか、選ばれない感じです。

最近、受賞してもしなくても、自分が考えたものと表彰されたものを比べて振り返りをしています。そこで再現性をもちたい。もっと受賞できたらいいなと思い、受賞するときにはやっていたこととか、振り返りの気づきとかまとめます。

【受賞できたときのコピーにやっていたことをまとめて】
・お題の分解を細かくやっていた
お題に抽象的な言葉や意味があったらその意味を分解したり、自分の言葉になるまで落としていました。
また、お題の説明で、〇〇という言葉が苦手で~という出題者の言葉があったら、何故嫌いなのか?自分でイメージできるまで嫌いになりそうなポイントを纏めていました。

・お題を違うことばで言い換えていた
例えば〇〇の定義を変える、というようなお題に対して、調べていて面白かったのが、疑うとは自分にとって好ましくない観念を100%信じること、ということがありました。同じ意味でもまるで捉え方が変わる言葉に出会えて、こういうひっくり返した見方、アプローチがあるなと、参考になりました。

・リサーチ、調べ物が多かった
出題者の問題の正確な意味から、類義語。違う言葉に言い換えたら?昔の人はどんな言葉で表現していた?みたいなことを調べていました。
リサーチの何が良いかと言うと、自分のパット思いつくアイディアとこれまでのクリエイターたちの言葉やアプローチから、バイアスみたいなものが見えて、それを壊すみたいなことに取り組んでいました。多分、濱口秀司さんに影響されまくっていた部分があると思います。

・いい切り口が見えたら、その言葉で表現するコピーを何個も考えていた
これまでは、思うがまま出して、なんとなくいいやつを選んでいましたが、受賞できたときは、自分がいいなと思ったコピーへのアプローチでいろんな表現を試していました。

受賞したコピーでもいくつも似たような案を書いていて、手前味噌ですが受賞したやつは他の同じようなコピーと比べると手触り感とか音感とか見た目、口触りみたいなものが良かったです。と思います(受賞したからそう思うだけなきもします)

全然、まとまりがないですが振り返ってみると落選してても似たようなコピーやアプローチをできていることもあります。最後は表現とか口触りとか音感とか、、、きっと選び手の好みもあると思いますが、そういうのもあることはなんとなくわかってきたこともあります。
いい切り口のアプローチさえできていたらあとはちゃんと磨く、案を出して改善していく事が大事だと思えてきたのでそこらへんは今後も継続していきたいです。

サポートいただけるくらいなら、コメントください