それってbusiness communicationじゃないでしょう!(20210830)

 20210829発信の「assertionのすすめ」は、学会という本来相互にasseertするべき場に、「村で物事を決めるときの仕方」を持ち込んでいるのだと思います。 そして、会社などでの会議や、日常的な職場でのコミュニケーションの仕方などにも「村の仕方」が侵入している気がします。
 本来であれば、business communicationであるところが、「村のコミュニケーション」になっているのです。ちなみに、business communicationとビジネスコミュニケーションを比較してみます。後者は、「信頼関係」ばっかり言ってます。「信頼関係」よりも、「成果が上がるいい仕事をしようという気持ちの共有」のほうが大事だと思います。「信頼関係」というのは、「(村の)みんなが情緒的にもバラバラにならないようにしながら仕事をしようね」という精神のような気がします。ああ、誤解のないように。「仕事」であるビジネスシーンでは「成果が上がるいい仕事をしようという気持ちの共有」を柱とするbusiness communicationのスタイルのほうがいいというのがぼくの主張で、ビジネスコミュニケーションが言うように「信頼関係」というような何とも情緒的な要素を柱にするなんてとんでもないということです。
 で、ちなみに、振り返って、複数の先生がチームになって仕事をすることが多い日本語教育のことを考えると、たいていの場合どのチームでも個々の先生において「成果が上がるいい仕事をしようという気持ち」は強いと思います。しかし、(いつも言っているように!!)チームとしていい仕事をすることができる枠組みや企画がない! だから、熱心さばかりが空回りする! やはり、「ボロ舟」から「新規の舟」に乗り換えないと!
 以下、サイト、2つ。上、bussiness communication。下、ビジネスコミュニケーションです。
https://www.nextiva.com/blog/what-is-business-communication.html
https://go.chatwork.com/.../efficient/efficient-023.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?