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〇日本語教育(学)短信

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主に、Twitterの記事の足し算。
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#日本語教育

科学と哲学

Twitterの足し算です。  学校の先生はそれぞれの教科の各学年、各学期の「ノルマ」をいかに…

西口光一
2か月前
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ぼくは、日本語教育学のフィールドワーカー!? ─ 現場、フィールドの現実の「たい…

 うまくまとまった話にはならないかもしれませんが、こんなテーマで書いてみたいと思います。…

西口光一
4か月前
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学生に話させるのは「テスト」!?

 昨日に続いて、もう一つ記事。  日本語教育に限らず語学教育では、「できるだけ学生に話さ…

西口光一
8か月前
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漢字系学習者の場合の「音読」ということ

 皆さんもよくご経験のように、漢字系学習者(多くは中国の学生)の場合に、N2やN1は合格…

西口光一
8か月前
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人間のさまざまな「生息世界」!?

 先週1週間、(a)先生たちの研修会、(b​)教材制作、(c)公開セミナー、のために、インドネシ…

西口光一
9か月前
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Ambitionって、何?

 きょうは、後期に向けたキックオフ・パーティを同僚としました。すごくいい仲間です。そんな…

西口光一
9か月前
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発展性を内包した教育企画と新たなperspective

せっかくなので、Twitterの足し算。一部、言葉を加えています。  ぼくが新たな教育を企画し教材・リソースを作成するのは、教育革新はもちろん、(a)授業の準備が楽になる、(b​)授業が(有効であるのはもちろん)学生にとっても教師にとっても楽しくなる、(c)授業後の「処理」も効率よくできるようになる、(d)慣れれば慣れるほどもっと優れた授業ができる、ためです。  従来の基礎(初級)日本語教育の教材・コースでも慣れたら(a)と(c)は起こるでしょう。しかし(b​)はどうかな

マスターテクストの作成法・制作法

1.2つのマスターテクスト (1)教材としてのマスターテクスト (2)学習者の自分の声としてのナラ…

西口光一
11か月前
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日本語教育における「間口」論

これも、Twitterの足し算ですが、言葉を補足しています。  間口は、家の通りに面している面…

西口光一
1年前
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日本語教育学って何だろう

また、Twitterの足し算。  日本語教育学について改めて考えた。ディスコース(orディスコース…

西口光一
1年前
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わたしの研究方法

Twitterの足し算です。  ミードの新訳『精神・自我・社会』(みすず)も入手した。この本と…

西口光一
1年前
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漢字を書く練習=漢字が書けるようになるのがねらい?

Twitterでこんな発信。  漢字を書く練習=漢字が書けるようになるのがねらい、と思っていま…

西口光一
1年前
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文化論から人格形成論

 人文学考ではありませんが、以下のようなTwitterをしましたので、シェアします。人文学の重…

西口光一
1年前
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なぞり語りということ(20221021)

 発話をするというのは、まだ象(かたち)になっていない<わたし>の中の「これ」を特定の言葉遣いへとアレンジすること。その意味で言うと、学習者には、他者における「『これ』のアレンジの仕方」をまず知らせ、経験させなければならない。NEJのナラティブはそのようなものを示しているのですが。  他者における「『これ』のアレンジの仕方」を知り、経験し、まずはそんなアレンジの仕方をなぞるように模倣して、身体に覚えさせる。そういう言語的な身のこなしを具体的な一連の言葉遣いをも伴いながら「身