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メダルの重さに違いはあるか

オリンピックでの日本スケボー陣の活躍が素晴らしいです。

なんですけど、どうも新競技でポッと出の十代の金メダルにはあまりリスペクトがなされないようで、「伝統あり、選手層も厚いメジャー競技の金のほうが重い」という声があります。そしてどうもこれは日本だけでなく世界的にもある傾向のようです。

マイナー競技での金メダル軽視問題は、率直なところ社会の様々な領域で生じている歪みのひとつです。たとえば、学問についても同じことが言えます。伝統と格式があり、ノーベル賞まで用意されている領域のほうが、やっぱり「偉く」なりがちなんです。人々の賞賛も、国からの資源も、なにもかも、ノーベル賞やそれに類する「賞」を取れる分野に偏る。理工分野の大半は、実はノーベル賞の範疇外なのにです。

会社の中でも同じようなことばかりですよね。世の常なんでしょうね。

ともあれ、そうした否定的な声や視線とも戦ってきたという意味で、新領域を切り拓くチャレンジャーに、敬意を新たにします。

新しい領域の可能性を切り拓いた新競技のオリンピアン達に、限りない敬意を!

自分も、未踏の領域での挑戦を続けていきますと、会ったこともない西矢椛さんに、画面越しに誓ったりします笑。

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