【A4メモ】紙の大きさ=『思考の自由度』
普段からメモってしてますか?
私は毎日メモを書きます。
手書きのメモです。
メモを書くのは『白紙のA4コピー用紙』と決まっています。
一日にして平均20枚ほどのメモが出来上がります。
とにかくなんでも
書きながら考えているんですよね。
そんな『A4メモ生活』を初めて1年ほど経ちましたので、
A4メモのメリットをまとめて行こうと思います。
■1. 思考の『発散』に向いている
ノートやメモというと
最初からキレイに書こう!
と思う方も多いと思います。
しかし、何かを考えたり、新しいアイディアを出すときには、
そうした『キレイにまとめられたノートorメモ』
というのは相性が悪いです。
なぜなら、
突発的に思い浮かんだ
・気持ち
・感情
・言葉
・アイディア
・イメージ
というのは、まとまっていないことが多いからです。
となれば、
最初にやってみるべきは、
とにかく思いついたことを
雑でいいから書き出すこと
です。
以前、雑メモのすすめという記事を書きました。
日本の教育では、
こうした思考を発散させるようなノートやメモの書き方
を学びません。
ノートやメモは、
「先生の書いた板書をキレイに書き写すもの」
と思っている人も多いと思います。
しかし、その固定概念は一回忘れてもらって、
なんでもいいから雑に書き出してください。
文章の書き方や
メモ全体のレイアウトなんて気にする必要はありません。
ただ思いついたことを素直になんでも書くのです。
文字だけでなく、絵に描いてもよいです。
頭の中にあるものをとにかく雑多に書き出す。
自分でも驚くくらいに
色々な考えやアイディアが出てきます。
そしてなによりA4用紙とは『大きな紙』です。
思考の発散をしたいときには、
小さな紙に書くよりも
大きな紙に書くほうが圧倒的に効果的です。
なぜなら
小さな紙に書いていると
無意識的に『その紙に収まるように考えをまとめよう』
という考えが生まれてしまいます。
思考の発散をするときには
とっても勿体ない考えです。
●大きな紙に書き出すことで『思考を抑制しない』
コレが、
A4用紙という大きな紙に書き出す最大のメリットでしょう。
■2. 後から情報を『整理整頓』できる
A4用紙に考えをアウトプットするときには、
とにかくなんでも自由に書き出します。
新しいアイディアが思いついたら
そのアイディアのためだけに
新しい紙に書き出します。
したがってノートのように
1つのアイディアに対して
「どのページから書き出して、どのページまで書くか」
なんてことを気にする必要がありません。
例えば、
アイディアAが思いついたのなら、
1枚目のA4用紙にアウトプットする。
アイディアBが思いついたのなら、
2枚目のA4用紙にアウトプットする。
そして、またアイディアAに関係することが思いついたなら、
3枚目のA4用紙にアウトプットする。
そして、後からそれぞれのアイディアについて
カテゴリ分けすればよいのです。
私は毎日、書き出したすべてのメモを
スマホのカメラ機能でPDFファイルとして電子化しています。
そしてそのデータを
カテゴリ別に分類しています。
そうすると
その時々で雑多に思いついたアイディアを
それぞれのジャンルにシッカリと分けることができるのです。
人間の思考というのは、
『発散→収束』を繰り返して考えを深めていきます。
したがって、
発散しきった情報を後でシッカリ収束できる
というアクションは
『A4用紙という一枚一枚が独立している紙』
でないと実現するのが難しいです。
ノートという本のような状態になっていると
それぞれのページが完全に時系列に並べられているため
後になって分類するということができません。
『後になって情報を整理整頓できる』
ということもA4メモのメリットです。
■3. A4メモを続けると『思考の整理が捗る』
以上のように
発散にも収束にも効果的なA4メモ。
これを毎日続けていくと
思考の整理が効率化していきます。
何かを考えたり、
誰かの意見を聞いたときに
自分自身が主張したい意見をスピーディーにまとめられるようになります。
前述にもありますが、
人間の思考は発散と収束を繰り返して考えを深めていきます。
A4メモに書き出して
その後で分類する
というアクションは
『思考の発散→収束を何度も繰り返し練習している』
ということです。
スポーツなどで
何かをできるようになるためには
練習や訓練を繰り返す必要があります。
思考についても同じです。
練習を重ねるうちに
いつの間にかできるようになるのです。
したがってA4メモを繰り返していけば、
思考の整理がスピーディーになります。
以上、
A4メモを1年続けてみてのメリット紹介でした!
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