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児童養護施設でヘアカット~第9回~

ども、イシちゃんです。
夏休みに突入して、今年は何しようか、どこへ行こうかと頭を抱えております(笑)

今日訪問カットに行った児童養護施設のひばりが丘さんも、それは同じなようで、何といっても一番気を遣うのが【熱中症】

例年であれば、夏休みの間にキャンプに連れて行くそうなんですけど、さすがにこの暑さで、熱中症も気をつけないといけないとあって、今年からは秋に変更したと言ってましたね。

女の子達もさすがにこの暑さに耐えられないのか、今回はベリーショートやショートを希望する子が多かったです。
中には、ツーブロックを希望する女の子もいたほど…

美容師になって、24年になるけど、長い髪を思いっきり短くカットするときほど気を遣います。
長い分には切って調整できるけど、短くし過ぎたらもう当分調整できないわけですから。

とはいえ、「切るぞ!」ってお互いの意思確認ができたら、それはそれでお互いに楽しむし、僕もワクワクしながらカットするんですけどね(笑)

とはいえ、夏休みということもあって、今回は中高生もそれなりに多かったけれども、顔ぶれがいつもとちょっと変わっていたなぁ

通常の営業だったら、いつもと同じ人をカットするのも、新しい人をカットするのもどちらもワクワクするもんなんですけど、児童養護施設って環境を考えるとちょっと複雑になります

新しい子がいるってことは…ってわけですからね
逆を言えば、「いつもの子がいない」ってのもそれはそれで安心というか、応援するほかないんですけどね

児童養護施設に行ってヘアカットするってそういうことなんだなって改めて実感します。

ただ、僕がやることは変わらないので、

とにかく笑顔に、
とにかく楽しく、
とにかく可愛く、
とにかくカッコよく

社会は、世の中はそんな悪いことばかりでもないよってことを感じ取って欲しいなぁって思うんですね

なんだかんだで、田舎のオッサン美容師が独立して10年続いてるのだって、お客さんあってこそだし、他にもいろんな人の支えがあってこそだから、どうにかなるもんだって、支えてくれる人は思いのほかすぐそばにいるよってことを伝え続けていきたいですね。

って、僕は【なんだかんだ】で【どうにかこうにか】って言う10年なんですけど、ひばりが丘さんに行くときにいつもご一緒するバーバーのオーナーさんは4代目…息子さんも理容師さんで今はご一緒に働かれているので、5代続くバーバーってことになります。

そう考えると、10年ごときで【どうにかこうにか】なんて言うてられんなという気持になりますね(笑)
5代続く老舗ってホントそれだけでスゴイなぁと素直に尊敬しかありません。

次回は8月と9月、夏休みの報告が楽しみだなぁ


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