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病気に勝つ人負ける人① 感受性を守れ

こんにちは
子だくさん美容師イシちゃんです

何だかんだで始まったオリンピックもいざ始まると、やっぱりいろんなドラマがありますよね
高校生で陸上部の長男なんかは、堀米選手のスケボー見て、「選ぶスポーツ間違えた!」なんて言ってました(笑)

僕は個人的には体操の内村選手の落下がショックでしたね…
内村選手って観客が多ければ多いほど輝くタイプのように思っていたので、今回のような形式が落下に繋がった要因の1つのようにも感じてしまいました

なんて、体操ド素人のオッサンの勝手な偏見なんですけど・・・

アスリートの人達はその日その一瞬の状況やルールに従うしかないので仕方がないんですが、観客がいたら…とやっぱり考えてしまいます

世間が何だかんだ騒いだ後なんで「お前も手のひら返しかよ」とか言われそうですが、僕自身は中止じゃなんじゃと騒いだ側ではなかったんで、素直に選手たちを応援します

とはいえ、始まるまでのあの炎上騒ぎ…
正直、子を持つ親としては見せたくない世の中だなと…

あれはダメ、これもダメとダメダメ尽くしの状況で
溜まりにたまった不満が時に全く違う話題でとんでもない爆発を引き起こす

今ってホントそんなことで溢れているように見えるからです

ただ、その気持ちはどこからくるのかなとよくよく考えてみたのですが、それは「キレイなモノを見せたいから」という想いだけではなく、

子供たち、若者たちに年長者が言い聞かせてきた大人達の言葉がブーメランのようにかえってきているような恥ずかしさ

から湧いてくるものもあります

人に甘えてばかりいないで自分でどうにかする力をつけなさい
自分でどうにかするために力をつけなさい

たぶん、多くの日本人はこうした事を言われたことがあるはずです
僕も経験がありますし、子供達にもそのように言い聞かせる時もあります

・・・が、今の社会を見てみると

政府の政策が…とか
アイツの過去が…とか
コロナのせいで…とか

そういう事が言われているわけです

極論すれば、「自分でどうにかする力をつけなさい」と言う側の大人達がこぞって、政府のせい、時代のせいにしてるんです

とはいえ、昔から世の中って本質的には

自分の力だけでどうにかできない社会

なんです

昔から人々はコミュニティを築き共に支えあって生きてきたからです

そんな事を考えていると

自分の感受性くらい
自分でまもれ ばかものよ

という茨木のり子さんの詩をふと思い出してしまいます

※全文を知らない方はコチラ⇓

というのも、僕達が親たちから連綿と語り継がれてきた

「自分でどうにかする力をつけなさい」

という言葉の本質は、茨木のり子さんの詩のように

「自分の感受性くらい自分で守りなさい」

の中にあると思うんです

そう考えると、僕達は時代のせいや、政府のせい、コロナのせいにする前に、

自分にできることをやり尽くしているか
何か見落としていることはないのか

と思うわけです

そんな想いに突き動かされ、先日動画配信をしました

こちらは全体版ですが、分割動画もあげたので、noteでは各回の解説を今回から10回に渡ってお伝えしていきます

前置きが長くなってしまいましたが、第1回の今回は「現状を正しく掴む」です

できる事を考えるにあたって、意外と忘れがちで難しいのが「現状を正しく掴む」という事です

できる事と、したい事というのは似ているようで大きく違います

できる事というのは【今】の話で、したい事というのは【未来】の話だからです

未来は今の積み重ねの先にあります

その今を正しく理解できないと

今何をすべきか

も分からないからです

「パンデミック」1つにしても、ちゃんと理解できていれば不安の欠片を1つくらいは取り除くことができます

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つまり、パンデミックというのは今を生きている人にとっては少なくとも3回目の渦中にあるということです

そして、過去3回の内どれもが現在進行形です

そこで思い返してみてください

エイズにしても、新型インフルにしても、

そればっかり気にして不安にあおられて生きてきたか?
今でもその2つが不安でたまらない生活を送っているのか?

と聞かれたら、多くの人がNOと答えると思います

そうなんです
過去2回のパンデミックでも僕達は僕達にできる事をして生きてきたわけです

そう考えると、まず、「パンデミックという状況への不安」に関して僕から言える事は

大変な状況に間違いは無いけど、自分達の暮らしを大切にしましょう

ということです

そして、今だからこそ押さえておきたい重要なことは

「新型ウイルスは今後も無数に生まれ続ける」

と常に頭の片隅に置いておくということです

そうすれば、次にまた同じような事が起きても、キチンと根本的な事を押さえた暮らしができていれば、

「まぁた来やがったな、コノヤロウ!」

くらいの心持ちでいられるかもしれません

短期的に見れば、エイズから新型インフルまでがおよそ30年、前回のパンデミックから今回までがおよそ10年です

つまり、誰もがパンデミックを経験した事がない時代はありません

ましてや、グローバル化はどんどん進んでいます

この1年だけを見ても、人の動きは極端に緩やかになっても完全にストップしたわけではありません

そんな社会において、パンデミックというのは常に隣り合わせなのだという認識があるのとないのとでは暮らし方にも大きな差が生まれます

その上でどんな暮らしをすることが望ましいのか?

ということを常に考えて生活していくことになるからです

加えて、ウイルスというのは常に変異を繰り返しています

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この1年の新型コロナに限定しても、いくつもの型が生まれたような「変異株」というのもあれば、

COVID-19と名がついたようにコロナウイルスの性質が変わり、名前が新たにつけられる変異種というものもあります

ウイルスも生き残り続けるために必死なので、とてつもないスピードで常に変異を続けています

このような性質を持ったのがウイルスですので、一度でも感染が広がってしまえばそれを撲滅することは容易ではありません

事実、これまでに発見されたウイルスで完全に撲滅に成功したとされているのは天然痘ただ1つだけだと言われています

つまり、

・次から次へと生まれては増殖し変異を続けるウイルスに個別に対応するか

・ウイルスとはそういうものだと割り切って、根本的な対策を講じていくか

では大きな違いがあるということです

ただ、どのような対策をするにしても対策の性質を理解しておく必要があります

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ワクチン接種や、政府による行動制限、自粛要請などは自分にはできない対策です

自分にはできない事なので、その責任をとやかく言ったところでどうにもなりません

加えて、今回の新型コロナパニックで痛感したように、自分ではできない対策にすがっていても、追いつかないこともあります

ワクチンや治療薬というのは発見されてからしか開発できないからです

ということは、

「根本的な対策」とは自分でできる対策

ということになります

僕達が守るべき【感受性】とはこの部分なのだと思うんです

自分にできない事をとやかく言っても仕方がない
できる事をやり尽くすためのアンテナを張るしかない

そう思うんです

今の状況に照らし合わせれば

免疫を高め、健康な状態にしておくこと

なんです

そもそも、なぜワクチンが本質的な対策にならないのかというのは、ワクチンのメリット、デメリットを整理すると良いです

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ワ〇チンは基本的に

重症化リスクを下げることを目的

としたものです

決して、「感染しない予防」と間違ってはいけません

なので、

重症化リスクは下がっても感染はする

というのがワクチンのデメリットです

また、繰り返しになりますが、

対象となるウイルスが発見されてからしか開発されない

ということもデメリットの1つです

通常最低でもワクチンの開発には10年は要すると言われています

今回の新型コロナではその10分の1くらいの速さでワクチンができたように言われていますが、厳密に言えばまだ研究が終わっていない試作品という位置づけです

以下のサイトで今回のワクチンの【推定】の研究終了時期が記載されています
ファイザー:https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04368728
モデルナ :https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04470427

だから、反ワクチン派の意見の中に「人体実験の材料にされたくない」というような意見が出てくるというわけです

しかし、「背に腹は代えられんのやから、どげんかせんといかん!」と動かざるをえなかったのが日本を含めた各国の政府によるワクチン接種なのです

善く言えば、「どげんかせぃ!」と政治にすがった国民が動かした結果とも言えますが、裏を返せば医療、政治の力を持ってしてもそれくらいしかできる事がなかったわけです

それほど、新型ウイルスが登場したばかりの時期というのはできることが限られているのです

だから、日頃からの健康意識を高め、それを実践しようと心がける個々人の暮らしぶりが重要であり、
それこそが常日頃から備えることができる根本的な対策だということです

当然ですが、それと併せて今回の不安の一因にもあった「治療薬がない問題」についてもほぼ同様のことが言えます

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治療薬というのはあくまでも

治すためのブースター

としての位置づけに過ぎません

ワクチンが重症化を防ぐ防具とするなら
治療薬はウイルスを追い出すための武器

というわけです

しかし、ドラクエやFFといったようなゲームをしたことがある人でしたらご存知のように、どんなに優れた武器や防具を備えていたとしても

使い手のステータス次第

だということを忘れてはいけません

例えば、ドラクエで初期装備から「伝説の装備セット」を手にしたとします
しかし、初期装備の時点ではLv1なわけで、基本ステータスも低いです

そんな状態でラスボスに挑んだところで1ターンで敗けるのは当然ですよね

レベルを上げては挑戦し、負けてはレベルを上げる

ということを繰り返してようやくラスボスを倒せるようになるわけですが
それは決して装備品のみの力ではなく、基本ステータスが上がったからだという事は理解できると思います

ワクチンや治療薬もそれと同じなのです

つまり、ワクチンや治療薬といった自分ではできない対策を講じるにしても

最終的には自分自身の力次第
自分の生活習慣次第

ということなのです

その為にも

自己免疫を高め
健康であること

は必要不可欠です

では、どうすれば良いか

その答えは、自分自身の暮らしの中にあります

それについては次回お伝えします

最後までご覧いただきありがとうございます
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