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タイの県名、その由来(9)

ปราจีนบุรี  (プラーチーンブリー)
 
アユタヤ時代に 「プラチンブリー」という都市の名前が初めて登場する。「プラチン」または「プラジン」は、東方を意味し、「ブリー」は「都市」を意味することから、「プラチンブリー」は東の街を意味する。
 
美しい滝や十字に交差した運河を有するこの地は、クメール時代から栄えており、古代遺跡や歴史的建造物も数多く残されており、観光スポットとなっている。
 
また同県は、3,000㎢超の広さを誇るタイ最大の保護区となっているタップラン国立公園があることでも有名た。チャオプラヤー・アバイブーベート(Chao Phraya Abhaibhubate )は、2階建ての西洋式建築物で、県立病院であるとともに、タイ国外で有名なタイ伝統医療の医薬品や薬草の研究センターも併設されている。
 
県章
県章は、約2000年前、ワット・シーマハーポーに、ブッダガヤの菩提樹を挿し木して植樹されたと言われる、タイ最大の菩提樹が描かれている。

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