【60】大手攻略はCCにこだわれ。
ブリッジができなくなっていることに気付き、傷ついている小井です。
おはようございます。
このところ弊所には、「大手企業への新規開拓」のご相談を多くいただきます。
背景としては、
商社や問屋経由でなく、直接需要家・ユーザー企業と取引がしたい
大手との商売をすることで売上の柱をつくり、経営の安定化を図りたい
そういった想いがあるようです。
というわけで本日は大手と気持ちよくお取引を進めるためのコツを共有します。
・メールのCCにこだわれ
例えば大手企業と初めて商談アポがとれたとしましょう。
相手(窓口になっている担当者)から日程の確認メールがきました。
その際、CCに知らない方のアドレスが2名付けられていたとします。
この場合、何を感じ取りますか?
「CCが付いているという事は、この2名も同席するではないか」と、推測できますよね。
そこで終わらないでください。
この2名は「どんな部署で」「どんな役職なのか」を調べます。
アドレスで検索するのもアリですし、「○○部 高山」のように登録名がわかる場合は、「○○部 高山」で検索します。
こういった簡単な検索をするかしないかで、商談前に取得できる情報が大きく変わります。
例えば【高山さんの昨年のインタビュー記事】などがネットでヒットしたりしています。
・送信時もこだわれ
同じく、相手にメールを送る場合も「CC」には気を遣ってください。
商談を終えてから御礼のメールをする際に、
商談に同席していただいた方はCCを付けておくことはマストです。
ただ、なんでもかんでも全てのメールにCCを付けておくと、担当者は、「自分がないがしろにされている」ような気持ちになります。
窓口になってくれている担当者の方のモチベーションも凄く大切なのです。
そういう意味で、「商談の進め方について」や「自社に対してもっている印象」などをカジュアルに担当者にメールで相談してみるのもよいでしょう。
この場合は、担当者との直接メールで、CCはつけないほうがよいです。
メールもコミュニケーションの一環です。
大手企業とのお取引を進めたいのであれば、このあたりは必須スキルです。
現場からは以上です(^^)
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■小井翔太のプロフィール
1987年、和歌山県生まれ。大阪市立大学を卒業後、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社へ。
もともとはトラックドライバーからのキャリアスタートでしたが、社内の営業ノウハウ本を徹底的に勉強し、
全ての商談(約2万)をボイスレコーダーで記録。通勤時の往復の阪急電車で自分の商談を聴き直して分析。
こういったお勉強の結果、社内で表彰をいただくことができるまでに成長することができました。
2018年から独立し、自身の「営業の勉強方法」をベースに地方の中小企業の支援に関わらせていただいています。
今は和歌山県、大阪府、兵庫県、滋賀県など近畿から、広島県、新潟県など全国の中小企業の営業支援をさせていただいております。
専門は「大手への新規開拓」です。
経営を安定化させるために、「大手との商売を新規スタートさせたい」。
でも、「アプローチ方法がわからない....」「どこかでウチでは無理だろうなと思っている...」
そういった中小企業さんの支援をメインに行っております。
ーー略歴・実績ーー
2008年4月〜 コカ・コーラで10年勤務
2017年・2018年 競合からのシェア奪還事例で社内表彰
2018年2月 営業支援会社を設立
2022年4月 和歌山県にて営業の専門家として「わかやま産業振興財団」専門家登録
2023年12月 和歌山商工会議所、特別会員として登録
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