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カミングアウトができなかった友人へ

告白

専門学校時代
卒業後に同級生の女の子に告白された。
自分はゲイなので勿論断りました。でも

「ゲイだから女の子を恋愛対象として
    見れない。ごめん。」

とは言えず、
「ごめん…友達以上には見れない」
としか言えなかった自分に
今でも後悔している話を
今回は記述していく。

後悔

結局その子とは気まずくなり
徐々に連絡を取らなくなり、
今では完全に音信不通状態。

もしあの時、

「ごめん。俺ゲイなんだ。
    だから友達以上にはなれないけど
    これからも仲良くして!」

と言えていたら…
もしかしたら今でも友人関係は
維持できていたのかな?

思い出す度、
自責の念に苦しむ思い出です…

ゲイバレに一番怯えていた時期

なぜカミングアウトできなかったのか?
今考えると人生で一番
ゲイバレに怯えていた時期
だったからだと思う。
高校3年生の時にゲイだと自覚し、

「自分は一体この先どうすれば…」
「一生隠して生きていく?」
「将来はどうなるの?」

などたくさんのことに
当惑していました。
告白された女の子は
絶対にアウティングを
するような子ではなかった。
けど、当時のボクは

ゲイだとバレたら人生おしまい

その思いが強すぎて
本当のことを伝えることができませんでした。

懺悔

告白された女の子(以後Aちゃんとします)には
本当に悪いことをしたなと
今でも後悔しています。

ボクは友達として仲良くなりたく、
ご飯に行ったり映画に誘ったりしてたんだけど
客観的に見れば男子と女子の
二人きりのシチュエーションって
完璧デートだよな…
それに感づいてか
同級生もキューピットな行動
けっこうしてたし…
自分自身薄々気付いてた。
「あっこれ告白されるかも」って
だけど好意に気付きながらも、
逃げるように行動していたな…

Aちゃんへ
あの時は本当にごめんなさい…



今でも思い出す度にモヤモヤする出来事
ゲイである自分
にもっと早く自信が持てていたら
本当のことを伝えられていて
交友関係を保てていたのかな?
そう思うとなんとも
やりきれない気持ちになります。

以上、ほろ苦い学生時代のお話でした。

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