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【THE BOYS】 フレンチーはゲイなのか? いいえ違います。

Amazon Prime限定配信ドラマ
「THE BOYS」
待望のシーズン4の
配信が始まりましたね。

「最も好きな海外ドラマは?」
と聞かれれば真っ先に
このドラマを挙げるほど
狂おしく大好きなドラマ。

全方面に忖度なし
現代のアメリカ社会を
そのまま写し描いた
痛烈な風刺ドラマ。

R18指定のドぎつい描写、
コンプラ完全無視のセリフ、
いやぁ、毎回ほんと期待を裏切らず
1話目から爆笑不可避です w

さて、前置きはこれくらいに
本題に移りましょう。



「THE BOYS」
シーズン4の第1話で
フレンチーがコリンという男性と熱く
キスをするシーンが出てきて
どうやら保守派のファンが
ショックを受けてる模様

フレンチーを演じる
Tomer Capone(トメル・カポン)の
インスタの投稿には

「キミコがいるのに、どうして!?…」
「ストレートだと思ったのに…ショック」
「なんでゲイなの!?がっかりした…」

というコメントが多数

はぁ…なんでそうなっちゃうのかね…



自分の感想

フレンチーが男性とキスするシーン
ちょっと驚いたけど
自分の感想は
まったく違和感はなく
「あぁ…やっぱりね」という感じ

僕は彼がゲイではなく
なんとなくパンセクシャル(全性愛者)では?
と思ってたんですよね。
だからそこまで驚愕はしなかった。
でもなぜ自分がそう思っているのか
それがはっきりと説明ができない。
なのでフレンチーのセクシャリティについて
検索し考察記事を読みながら
過去エピソードを見返していたら
そうゆうことか!
と気持ちよく解決しました。
なので今回はそこを
深堀りしていきます。


フレンチーはゲイではない

まず参照になった
考察記事がこちら

*英文なので翻訳機能推奨

シーズン2 第6話「開かれた扉」
にすべて詰め込まれてます。

①マザーズミルクとの会話から

回想シーンにて
マザーズ・ミルク(以下MM)との会話

フレンチー:
「独身さよならパーティには
   トランスジェンダーのストリッパー
   を呼ぶってのはどうだ?」

MM:
「ストリッパーは好みじゃねぇ
   タマがあってもなくてもな」

この会話、完全に覚えてたわけでは
ないんだけど
すごく印象に残ってた。

THE BOYSの作品であることを
考慮すればアメリカの過剰な
ポリコレを揶揄したシーンなのか?
とも取れなくはないけど
純粋に婚約を祝うセリフの
会話の流れで考えると
ジョークとして捉えるには不自然。
よってこれはフレンチーの本音と
捉える方が自然なんですよね。
さらに”男”か”女”かではなく
トランスジェンダーをチョイスする所
ここの部分にフレンチーは単なる
ストレートやゲイとは別の
"クィア"なキャラでは?という
推測がほんのうっすらですが
出てきてました。

②シェリーとジェイの関係

ジェイに向かって
「お前は俺のドロシーだ」というシーン
ゴールデン・ガールズに例えた話は
元ネタが分からないから
何とも言えないんだけど

「俺のドロシーだ」
このセリフについて
分かりやすく説明されていたのが
こちらの記事

「ドロシーの友人 」
という言葉の意味は…

「オズの魔法使い」の 俳優であり
LGBTQ+の支持者である
ジュディ・ガーランド に言及した
誰かの性的指向を示唆する
こっそりとした言い方

ほー!なるほど
ミュージカルはさっぱりだけど
逆にゲイといえばミュージカル(?)

さらに「俺のドロシーだ」と
フレンチーが言った後
シェリーが
「Hmm…Cuz you're gay」
と言っています。
これがジェイになのか
フレンチーになのか
どちらに言ったのか
自分には分からない。

しかしどちらにせよ
ここまでくれば
この3人の関係性から考えて
フレンチーがクィアな
キャラクターであることが
濃厚になってきました。

③Tomer Capone自ら公言

①、②とあくまで推測の域で
記述してきましたが
最後はフレンチー演じる
Tomer Capone本人が
フレンチーについて
インタビューで
公言したこと。

シーズン2で明らかになることについて
一言言っておきたいのですが
それは間違いなくフレンチーの
セクシャリティについてです。
確信はありませんが、彼が好きなのは...
まあ、女性というのが正しい表現か
どうかはわかりませんが…
フレンチーは何でも好きなんです!

引用元はコチラ

はい確定!
もう本人が言っちゃってるんだから。
いや~自分がこうなんじゃないかな?
ってフワッと思っていたことが
ここまでピッタリあってるとなんか
めちゃくちゃ嬉しいな。

結論:
フレンチーはゲイではない
多分バイかパンセクシャル

シーズン4でいきなり
ゲイになったわけではないよ~



キミコとの関係について

フレンチーのゲイキャラ批判の中に
「キミコがいるのにどうして男に走ったんだ!」
みたいなコメントもあったんだけど
フレンチーとキミコの関係って
そういうんじゃないんだよなぁ…
たしかにシーズン3でキスシーンがあったけど
この2人の関係って言葉では
うまく説明できないんだけど
兄妹のようなパートナーって
感じるんですよね〜
だから身体を重ねるような
ロマンス関係になるのは
違和感がありすぎる。

シーズン4の第1話でも
キミコ自身から

「私はあなたを愛している」
「でもあなたと私には何も起こらない」
「コリンといて幸せなら、
   幸せになって」

変にヤキモチをやくわけでもなく
自然と諭すキミコに
うんうん、この二人ってこんな感じだよね
って頷けたし、2人は
このカタチがピッタリだよ。



最後に

今回のフレンチーのゲイ描写批判について

「フレンチーが急にゲイになった
   ポリコレまじクソ!」

とか思ってるTHE BOYSファンの方が
いたら言いたい。

セクシャリティは
ストレートかゲイか
黒か白か
0か100か
そんな単純なものではないんだよ。

普段ネガティブなことは
あんまり書きたくないんだけど
今回の件で世間のセクシャリティに対する
認識がこの程度かと正直がっかりした。



ネガティブな雰囲気で終わるのは
いやなので最後にインスタから
フレンチーとコリンのホットガイ
2ショットを貼り付け

ひゃー!
ゲイ視聴者としては
最高のご褒美ですよ(笑)

ちなみにコリンを演じる
Elliot Knight(エリオット・ナイト)は
オープンリーゲイ俳優でした。

また一人ホットな
オープンリーゲイ俳優を
知れてラッキ~

ではでは!






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