【米国への語学留学から5年で永住権を取得した私の人生】⑤甘くない現実
皆さん、こんにちは。大澄紅希です。第5回目を迎える『米国への語学留学から5年で永住権を取得した私の人生』。今回は、日系コミュニティにて頂いたチャンスのその後についてお話したいと思います。
前回の第4回目でもお話した通り、私は日系コミュニティのイベントに参加した初日に、ニューヨークにてスポーツマネジメント業を展開される方(以下:友人Aさん)を紹介していただきます。このご縁をきっかけに、私は人生の明確な目標を見つけることになります。
返ってこない返信
出席者2さんより友人Aさんの連絡先を頂いた私は、早速Eメールにて連絡をしました。メールの内容は、簡単な自己紹介と連絡するに至った経緯をまとめたものでした。メールを送ってから数日以内に友人Aさんより返信を頂きました。内容は、
出席者2さんより、大澄君が弊社でのインターンシップを希望しているとの連絡を頂いています。まずは履歴書とエッセイを提出していただきます。
というものでした。私は早速、履歴書とエッセイ(先方が決めたお題に沿った内容のもの)を作成し送付しました。しかし、そこから1ヶ月が経っても、友人Aさんから返信がくることはありませんでした。
出席者2さんからの言葉を胸に再チャレンジを決意
友人Aさんから連絡を頂けなかった私ですが、そのときの実際の心境はというと、返信がこなかったことに対して少しホッとしていました。何故なら、当時の私の知識や経験そして語学力、さらには友人Aさんの会社の事業に対する情熱等を考慮したとき、私にはそこでインターンシップができる自信がなかったからです。そのため、返信がなかったその事実に対して、私は正面から向き合うことはしていませんでした。先方からのメールに対して言われた通りに返信をした私に落ち度はない。そんな風にすら考えてしまっていました。今考えると、本当に恥ずかしい限りです。
そんなとき、私はあるイベントの打合せで出席者2さんとお会いします。私以外にも数名の方が出席する打合せでした。その打合せにて、話題はふとしたことから私のインターンシップの件に移りました。私のインターンシップの進捗状況に関してある方が出席者2さんに質問をしたとき、出席者2さんは以下のように答えられました。
進捗状況に関しては特に把握していません。私ができるのはチャンスを与えるところまでです。そこからは彼の能力次第。チャンスを掴むも殺すも、彼次第です。
この言葉を聞いたとき、私は自分の不甲斐なさを痛感しました。そして、この状態で終わってしまっては、出席者2さんの顔に泥を塗るだけだと感じ、無理だと分かっていながらも、再び友人Aさんにメールを送ることにします。
本日もお読みいただきありがとうございました。では次回もお楽しみに!
Crimsope代表 大澄紅希
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