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みんなのフォトギャラリーにアップしてみて

おととい始まった、「みんなのフォトギャラリー(β)」嬉しいことに初回のラインナップの1人として写真を提供させていただいています。

この機能は、ユーザーが投稿時に、このギャラリーから好きな画像を選んでヘッダー画像に設定できるというもの。

記事を書く側がイメージに合う画像を使って効果的に投稿できる、というだけではありません。写真はクレジットとともに掲載されます。ギャラリーに写真を提供したクリエイターにとっても、多くの人に自身の作品を見てもらう機会を作れる便利な機能です。

今回は今後写真を提供してみようと思われてる方に向けて、ぼくが写真選びの過程で意識したことや、気づいたことなどまとめてみました。

自分が使う写真ではなく、使ってもらえる写真を用意するってなんだろう、と悩みましたが、その過程、少しでも参考になれば嬉しいです。


横長の画角

ひとつめは画角。
登録時は「3:2や4:3」など、一般的な画角サイズで登録できます。ただ、実際に記事ヘッダーで使用するときには「約5:2」と横長の画像にトリミングする必要があります。トリミング位置はユーザー側で調整し、上下の移動や拡大もできます。

これはだいぶ見え方が変わりますよね。1/3以上が削れるイメージです。Facebookでのシェア時とも合わせてその範囲を比較して見ました。

実際に切り取ってみるとこのような見え方。

この画角でも世界観が崩れない必要がある。横長向きのものに絞る必要はないと思いますが、明らかに意味がわからなくなってしまうタイプの写真は省くようにしました。

しっくりきやすかったのは、水平線の写真やパターン的な写真。逆に絞ることでより意味が強調されるものもあり、この視点で見直すのは楽しかったです。


記事の顔としての役割

もうひとつは、記事のヘッダー画像としての役割。これから読み進める記事を印象づける大事な役割を担います。だから選定時にあるルールを決めました。

・その写真にタイトルをつけることができるか。
・感情を表すような写真であるか。

この2つです。どちらか一方でも当てはまれば、記事のヘッダー画像としての使用イメージが、ぐっと湧いてくる。逆にこれに当てはまらないものは、今回は省くようにしました。

例えば、海や空は比較的、感情を投影しやすい素材に思います。

あと意外とここで面白かったのが動物写真。アテレコのようにいろんな投稿の代弁者になってくれそう。いっぱいあったら面白くなりそうですね。


ほどよい抽象度

もうひとつ悩んだのは場所が特定されすぎるもの。例えば、その写真を見たら誰もがその地名を先に上げるような、ただ場所の説明になってしまうもの。そうした具体性の強い写真は、記事に余計なノイズが入ってしまわないか心配で今回なるべく避けました。

これはひとつ前のタイトルの付けやすさとかにも紐付いてくるように思います。抽象度をどれくらい孕んでいるかをけっこう大事な視点として選びました。


使ってもらえる喜び

最後に余談ですが、、そうこうして選んだ画像たち、実際に使ってもらえると嬉しいもので。

深津さんが先日アップされていたアンケート結果にもあるように、クリエイターの満足感みたいなところは他者に認めてもらうことにけっこうウェイトがあると感じます。

そして「みんなのフォトギャラリー」にもその報酬があるのかなと。使用してもらえるとくる通知がなんだか嬉しくて。こんなふうに使ってもらえるのかと、自分の作品として紹介するときとはまた違った経験を得ることができます。

最後に選定時に大事にした点をまとめると、こちらの3つです。
・横長の画角になっても崩れない写真。
・タイトルをつけたり、感情で言い表せそうな写真。
・適度に抽象度を持った写真。

使う側としてもアップする側としてもとても嬉しい新機能「みんなのフォトギャラリー(β)」。素敵なお写真お持ちの方、ぜひお試しください。

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