暮らしにおけるシンプルの考察
FROM_SOMEWHEREをスタートして、数ヶ月。最近は特に意識して、インテリアの情報に触れるようにしています。みんなどんな暮らしをしているのかな、どんな空間に住んでいるんだろうというのも知りたくて。
そうしていろいろ情報見ていると、何度か出現するあるワードが気になりはじめてきました。それはシンプルライフという言葉。Instagramのハッシュタグなんかでも見かけるから、インテリア好きな方たちの中ではよく使われるワードなのかな。
今回はそのシンプルな暮らしということについて。
シンプルな暮らし。シンプル。そう聞くと思い浮かぶのは、あまりモノを持たずに、自分にとって必要最低限のモノとともに暮らすようなスタイル。これは断捨離するとか、ミニマルな暮らしとか、そういうライフスタイルと近しいものなのかなと最初は考えていました。
でも何冊かの本を読み進めてみると、素敵だなと思う暮らしをしている人たちって、モノの量だけで言えば、決して少なくない。むしろちょっと多く見えるほど。
暮らしに無くてもいいものがあるんです。それらが逆に存在感をはなっていたりする。
そしてなぜかそんな暮らしがシンプルという言葉を想起させるのです。
”たくさんの「こと」や「もの」があふれる中で、今何を選び、何を大切に過ごしていくかー。”
これ、IDEEさんが出しているLIFECYCLINGという本の導入にある一フレーズ。
これが妙にしっくりきました。
暮らしにおけるシンプルって物量の話じゃなかったのかも、
自分にとっての好きとか大切ということをしっかり持っていて、
「何を選び、何を大切にするか」こうした明快な思考をベースに成り立っている暮らしがシンプルな暮らしということのなのかもなって。
そうして選ばれたものたちだから、一見雑多に見えて、統一感ある空間をつくりあげていたんでしょう。
それはとてもステキなこと。
豊かさとシンプルさが共存する、心地よい暮らし。
これはFROM_SOMEWHEREでも目指す暮らしのありかた。そんなふうに誰かのシンプルライフに寄り添うアイテムの1つになれるといいな。よい指針をいただきました。
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