あるべき思想の方の取り扱いについて

「こうだかから」

「こうだったから」

と、もう、「私の意見」ありきという方がいまして、私はそういう方々を

「あるべき思想家」

と名付けて要注意人物として気を付けています。

その方々の思想は、

「自分が行っていることが正しい」

「その方が『私』の周りがうまくいく」

と思って発言していることが多く、もっと俯瞰で見て物事を言ってほしいのにそれができない方々なのです。その思想家の方に注意なんぞしたり、そういう考え方を止めたらと促したりしたときは、その倍となって周りの心を傷つけることがあります。

最悪なのは「あるべき思想家」に自分がなっていることに気が付かないことです。

「そう思わない?」

「そういうふうにしてよ」

という言葉がよく出るのもその思想家の特徴です。

だからといって、その思想家たちになびいてしまうと、これが最後、ほぼもれなくマウンティングされることでしょう。

そうならないためにも、

「あるべき思想家」

の方々に出会ってしまったら、自分の意見はそっと心のファイルや心のクリアファイルにしまって、笑顔で話すことに心がけましょう。そして、上で出てきた言葉を言い放ったときは、

「うんうん」

と言いながら、すぐ忘れてしまいましょう。様々な考え方の人が世の中にはいます。その中の一人として「存在しているなぁ」と思ってあげてください。

決してあなたがその思想家の考え方で、自身の心を傷つけないように。