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ドラゴン桜から学ぶnoteの書き方

はじめに

いい文章とは簡潔であり、一貫している
高校の小論文の先生、予備校の先生、法学部の教授
みな口をそろえてこう言ってきた

しかし、ネットビジネスのノウハウコレクターをやって5年
『コンテンツライティング入門』だの
『セールスライティングの書き方』だのが
横行しているが読んでいていつも思うことがある

こいつは何が言いてぇんだ(# ゚Д゚)

物を売るということだけに特化した文章なんだろう
まず、読んでいて目に飛び込んでくるのは
モニターさんからのレビューだの
いくら稼いでますという自慢や作者の実績だの
内容に関係ないものばかり

前半のカモを扇動する文章に時間が取られ
肝心の中身は薄いものばかりの印象である

読み終わって
これで満足する人はいるのだろうか
クレームが発生していないだろうかと
甚だ疑問である

勿論、カモを集めて扇動するのが
目的だからそうなるのだろう

しかし、プロモーションは
購入前の段階で行われるべきであり
商品の中身よりも煽ることがメインでは
プロ失格と言えるのではないか

今回、Twitterでお互いの傷を舐めあっている
ビジネス垢は置いておいて
漫画からの拝借にはなるが
もう一度、読者に伝わる文章を
考えてみようと思う

序論、本論、結論

はじめにで書いたが
いい文章とは簡潔であり、一貫している
と長年教わってきた

学校の授業に寝ていなかった
皆さんもそうであろう(笑)

そして、評論文を例に出すが
分かりやすい文章は序論、本論、結論
構成されており、作者の主張は一貫している

勿論、その途中で反対意見を出し
二項対立によって、作者の主張を際立たせたり

因果関係や具体例を用いて主張を補強している
部分はあるにせよ

読者が読んでいて迷わないよう
首尾一貫しているように思う

以降は
それぞれの項目について
解説していこうと思う

ドラゴン桜より抜粋

①序 論

序論にて
最初に問題提起され
何が重要かこの文章では何が大事なのかを
読者に印象付ける

本文章であれば
いい文章とは簡潔であり、一貫している
コピーライティングであれば
読者の心を揺すぶるものである

というように
本論に向かう前に
この文章では
どのような主張が述べられるのか
概要を説明することで
読者が迷子になるのを防ぐのである

②本 論

本論とは今回の主張を
説得させるための核の分であり
この部分に具体例、問題解決のための方法
詳しく記載される

ビジネス系のnote、brain、tipsであれば
この部分、特に問題解決のための方法が
一番重要であるが
これが極めて薄いのが問題であるように
思う

本論に根拠となる事例、データーを
乗せる必要があるが
概ねのビジネス系のnote、brain、tipsは
事例やデーターが少なく
作者の持論、主観のみのものであるように
思われる

③結 論

最後にもう一度、作者の主張を
述べることで読者に伝えたいメッセージを
強調することで
読者は迷子にならず
言いたいことが
首尾一貫しているのである

つまり、作者の言いたいことは
最初と終わりに強調され
その主張に説得力を
持たせるために本論があるのである。

最後に

いい文章とは簡潔であり、一貫している
そして、それを支えているのは
序論、本論、結論の3部構成
である。

故に過剰に扇動を煽る文章や
実績自慢がうるさい文章は
買うに値せず
その文章からは何も
本質を学ぶことはできないのである
なぜなら、作者はあなたに
伝えたいことなど何もなく
ただ、あなたからお金をせしめたい
それだけなのだから


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