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新サービス、”ノビシロ”ローンチに込めたマーケティングへの想い


ノバセルの小林幸平と申します。
この度、TVCMサービスにおいては一定の認知があると自負しているノバセルから、まったく毛色の違う定量調査サービス”ノビシロ”をローンチしました。”なんで調査サービスなの?”という声もありますが、その背景には私のマーケティングキャリアの集大成としての想いを詰め込んでいますので、そのあたりを本日はNOTEでシェアしたいと思い、筆をとりました。
忙しい方向けに取り急ぎサマると、下記です。

・マーケティングに7年くらい従事してきたが、そろそろマーケティング職を卒業しようかなと思い、なんか最後にマーケティング業界を少しでも良くするプロダクトを出したいと思った
・マーケティングとは顧客中心に戦略立案・実行する職種。なので、企業と顧客の距離を歴史上最短に縮めればもっとマーケティングは加速するのではないかという仮説を持った
・そこで企業が直接顧客の声が聴ける、超高速・めちゃ安の定量調査サービスという非常に分かりやすいプロダクトをノバセルのメンバーと作ってみた
・ぶっちゃけまだまだβ版だが、方向性としては自分の思想を体現する良いものができている
・1調査2万円~で実施できるので、是非このNOTEを読んでくださった方にはノビシロを導入していただき、使っていただいて感想をもらいたい
(WEBサイトからの問い合わせまたは私に直接DMください!)

お時間ある方は是非すべて読んでください。
今回のAGENDAは、これです。

0. そもそもノビシロってなんやねん、小林って誰やねん
1. 私のマーケティングへの想い
2.   ノビシロで叶えたい世界
3.   ノビシロのおすすめポイントご紹介 


0. そもそもノビシロってなんやねん、小林って誰やねん(前提情報)

まず私ですが、簡単にサマると下記のようなキャリアです
・新卒でロレアルという化粧品会社に入社し、マーケティングに従事。海外に行きたいと駄々をこね続けた結果、2年間アジア統括のポジションで中国駐在することに。
・マーケティングの在り方を変えたいとノバセルに2021/2に転職。現在はグロースパートナー事業部という代理店機能のセクションにおける事業部長をしています
・もしもっと詳しく知りたいという方はこちらを是非読んでください!
https://note.com/kohei_koba/n/neb2db16966be

最近ノバセルがローンチした”ノビシロ”って何?
ノバセルと名前が似ていて覚えにくいという声もちょくちょく頂くのですが、我々は覚えやすさ重視の4文字縛りということでノビシロという名前を名付けました。(CEOの田部に4文字縛りって本当にあるのか3回くらい確認したがこれはどうしてもということで4文字制限の中でノビシロに着地。田部と話すなかで出てきた単語なのでどっちが名付けたかは忘れました。

サービスを要約すると、
・これまで2~3週間掛かっていた定量調査がなんと最短20分でできてしまう画期的なサービス
・しかも1回あたりなんと驚きの2万円!(通常調査会社を通せば30万円は絶対にします)
・調査したい人・企業が自分で調査内容を作成し、簡単3STEPで利用できる圧巻の簡便性

下記がHPで、一部記事にも取り上げて頂いております。


1. 私のマーケティングへの想い

非常に個人的な話になってしまいますが、結論から言うとノビシロというサービスは私にとってのマーケティングキャリアとしての集大成と捉えています。なので是非皆さんの手に取ってもらいたい。
それを語る前に、私のマーケティングへの想いというか、現時点でのマーケティングという仕事への解像度をシェアすると、

想い1:世の中においてマーケティングという職種がまだまだ認められていない(≒ある種詐欺っぽいと思われている側面がある)。これをぶち壊したい
こんなこと思っているのは私だけかもしれませんが、ぼくはそう思ってます。なので仕事何してるのー?って聞かれたときに”マーケティングしてるわー”と答えるのがあまり好きではないのでだいたい適当にはぐらかします。
この話を広げると長くなりますが、突き詰めるとマーケティングという職種の役割が日本ではまだあまり定義されていないのだと思います。
企業によっては製品担当を指すこともあれば、webマーケティングの担当者を指すこともある。私も多くの企業と向き合う中で、マーケティングの担当者様が多くのケースで出てきますが、その方々が実際にしていることはみんなバラバラです。
だからこそ、ふわっとした定義のままマーケティングという職種カテゴリが存在しています。これが非常に緩い。
その上で私はマーケティングを、”顧客理解を中心に据えて戦略思考・実行する職種”と定義しています。
マーケターだってファイナンスと一緒にPLを見ることもあれば、クリエイターとともにクリエイティブに対して発言することもある。でもじゃあ他の職種と何が違うのかというと我々マーケターは顧客を圧倒的に理解したうえで、顧客起点で会話するという一点において他の職種と思考のスタートポイントが違うのです。逆にこの顧客理解や中心主義でない場合においては、恐らくそれはマーケティングではなく、他の別の呼称の職種なのだと考えます。

想い2:日本がマーケティング後進国であることは事実。それを変えたい

その上で、想い1ともつながりますが、日本においてはマーケティングの位置づけがまだまだ低い。これは私がアジア統括として前職でアジア全域のマーケティングをみていて肌に感じたことです。
またP&Gやロレアルを代表とする外資系メーカーではマーケティング職が中心となった会社作りをしますが、それもまだまだ日本企業においては広まっている組織論ではないのが実態です。
ではなぜ遅れてしまうのか?
一つ間違いなくあるのは、歴史的に製造業が強かった日本において、その主たるメーカーにとって重要視すべきだったのが、構造上セールスだからだと思います。日本はメーカーと小売りの間に数多くの代理店が介在する珍しい国です。これは小売りをみると実に店舗が多くまたさまざまな種類の企業が存在している複雑性に対応するため、代理店モデルが発達しています。
ただこれはほかの国ではそうではなく、たとえば中国は80%のビジネスがECなのでもはやオフラインを束ねる代理店は必要ないのでピュアにマーケティングに特化できるし、ヨーロッパにおいてはまだまだオフラインビジネスは強いですが、小売りの企業数を数えると日本の1/10にも満たないので複雑な代理店モデルも存在しません。(という認識ですが違ってたらご指摘ください)
よってセールスモデルではなく、マーケティングが中心となった事業作りが海外で進んでいるのをこの目で見てきました。
つまり、極論ですが海外ではお客様を見つめないとビジネスが伸びないのに、日本では取引先を重視する風潮がまだまだ残っていて、これがマーケティング=お客様を見つめること、を遅らせるんじゃないかという仮説です。
(どこかの本で読んだわけでない、私の持論なので間違っていたらどうぞご自由に指摘してください。)

想い3:マーケティングという職種を続けると遅かれ早かれ領域を絞ったプロフェッショナル型か経営思考のジェネラリスト型に分岐する。なので自分のことをマーケティング職と呼ぶのはこのプロダクトを区切りに辞める

これは以前別のNOTEでも書いたのでそれを読んでいただければ嬉しいですが、webマーケターやPRなどのプロフェッショナル型のマーケターと、経営思想のジェネラリスト型のマーケターに今後はもっと分岐していくと思います。
で、私がどちらを選んだかというとジェネラリスト型なので、いわゆる”THEマーケティング”という職種からはそろそろ卒業しないといけないと思っています。
じゃあどうすればその卒業式ができるのかと思った時に、
これらの想いをかなえる、マーケティングという職種に何か残せるプロダクトを世に出そう!
それを勝手に自分の卒業式にしよう!
そう思ったわけでございます。

2.   ノビシロで叶えたい世界

これら3つの想いを乗せて、私がマーケティングの卒業式として自分に与えた課題は”どうすれば日本のマーケティングが前進するか=自分がこれまでやってきたこの職種を胸を張れるものにできるか”ということです。
そしてたどり着いた答えが、企業とお客様の距離を圧倒的に縮めればよいのではないかということです。

どういうことか?

こういうことです。

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これまで、顧客の声を聴くためにはいわゆる調査会社を通す構造になっています。調査会社の調査担当者が企業につき、どんな質問がしたいか、予算はいくらだ、とか聞いてくれます。
それをベースに調査票を作成してくれて、その調査会社の持つパネルに配信、その結果がかえってきたらサマリしてくれます。
非常に便利で素晴らしい仕組みなのですが、私の疑問はストレートに申し上げると、
・この間に人が挟まるせいで調査って時間かかって高くなる。結果、顧客の声を拾うことに対しての精神的・物理的ハードルにもなってしまっている
・じゃあその調査って本当にすべてプロがつかないとできないんだっけ?これまで企業が何億件と調査してきているわけだから、ある程度調査には型があるはず。実は新しく作り出すことってそんなにないんじゃないか

ただ、これらはどこまで行っても仮説にしか過ぎないのでじゃあこの想いに共感してくれる方を探そうと立ち上げたのがノビシロです。
従来の調査会社と違い、各企業がそれぞれ調査を作成し、それをノビシロの先にある1900万人の巨大パネルに直接投げる。
間に余計なプロセスが発生しないから、圧倒的に早くて安い。調査業界におけるまさに松屋的な存在です。(牛丼系の中でもぼくはハンバーグがおいしい松屋が好きなので松屋とさせていただきました)

すごくシンプルだけど、すごくわかりやすくて理にかなったサービス。
マーケティングとはこうあるべき。
だから、その強さを活かして下記のようなストレートなタグラインを作りました。
自分だったらこんなサービスが欲しいな、というのをそのままサービスにしちゃいました、というプロダクトです。

”そのアイディア、20分でファクトに”
最短20分で100名の顧客の声が聴ける超高速定量調査サービス「ノビシロ」


3.   ノビシロのおすすめポイントご紹介 

アピール欲がすごくてサービスの中身についてほぼ書いてしまったのでいまだけのお得なキャンペーン情報をここまで読んでいただいた皆様に!

唯一にしていまだけの最大の特典
通常10調査定額制のところ、いまだけ各調査都度払いでOK!


通常、月に10調査が固定になった定額20万円(100サンプルの場合)なのですが、今回β版ということで、1調査単位でのご利用OKとしております。
つまり今月は調査しない、となった場合には固定費の請求なく、0円ということです。
是非多くの方に使ってもらいたいということでの施策なので、是非導入いただき、利用した感想を頂ければ幸いです!

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ということで、長々とお話ししましたがここまでとします。
ご拝読頂き有難うございました!

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