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アメリカの家を買うことをオススメできなくなった理由

今回はYouTubeの視聴者さんから1番多い質問の「アメリカ・カリフォルニアで家の買い時はいつが良いか」と「もう家を買うことをオススメできない理由」についてお話しします。


アメリカ・カリフォルニアでの家の買い時はいつ?


結論から言ってしまうと買える時が買い時です。現金で買われるのなら話は別ですが、このNoteを読まれている多くの方はローンを組んでしか購入できないかと思います。カリフォルニアでローンで家を買うことは、とてつもなくハードルが高いです。


なぜハードルが高いのか


ハードルが高い理由は、現金一括で買いたいキャッシュバイヤーがたくさんいるからです。

カリフォルニアの家は市場に売り出すと、いつの時代もすぐに多くのオファーが入ります。オーナーさんは家を売りに出すと、できるだけ高い金額の提示をしてくれるオファーを取りたいのは当然のことですが最近は、少々安くても現金一括で支払ってくれるバイヤーさんを好みます。

それはローンだと契約までのプロセスが長くスムーズに進行しないこともあり契約成立までいなかいことが増えてきているからです。※とくにコロナ以降厳しくなっています。

いくら高い金額を提示されても契約ができなければ意味がありませんよね。オーナーさんは手続きに面倒なローンでのオファーを受けるより現金一括で支払ってくれるオファーをできればとりたいということになります。



前提としてローンで家を買うことがまず絶望的


「ローンで家を買うことが絶望的に買うのが難しい」

これを言っても信じられない方が大半だと思います。


「私の友達はローンで買えた」

「家は毎日たくさんに売り出されている」

「あの売りに出された家、何週間も売れていないけど!」


そう言われる方の多くは実際に銀行へ行って住宅ローンの申請をしたことがなく、売りに出されている家にオファーすらしたことがないからです。

「他の州で家を買ったことがあるからLAでも余裕で買える!」と自信を持って言われる方もいますがカリフォルニア州にある家は競合も激しく全くの別物です。

さらに「あの家、何週間も売れていないけど!」と言われる方も多くいますがオーナーさんにとって一日も早く売ることが全てではありません。より高い金額のオファーの提示を待っているため即決していないこともあるのです。体力のあるオーナーさんや投資家さんほど慌てずゆっくり良いオファーを待つ傾向があります。



厳しい中でもチャンスはある


カリフォルニアでも確かに絶対ローンで買えないというわけではないです。自分もローンで購入してきてますし僕の友人達も現在ローンで購入している人もたくさんいます。


どうして絶望的な中、家を買えているのか?

それは買えている多くの人は、たくさんのことを妥協しているからです。

その中でも大きく妥協しなければならない点は次の二つです。


1.学校区


アメリカで学校区の良いエリアは必然的に家の値段も高く、投資物件としても価値が凄い早さで上がっていくので買い手が多く集まります。

逆に学校区の悪いエリアは家の値段も少し落ちつきますが、投資としては良いエリアに比べると劣ります。あと、治安もあまりよくなったりするので安全な日本で育った日本人にとっては厳しい環境になるかと思います。ただ学校区が妥協できれば、それだけ買える可能性が僅かながら出てくるとも言えます。


2.郊外


美味しいレストラン、綺麗なビーチ、楽しいエンターテイメントがある都会でなく郊外であれば、買えるチャンスは少しですが増えてきます。しかし、そういったエリアは不便な場所にあり交通の面もよくないです。せっかくカリフォルニアに住んでいても楽しめないかもしれません。家の値段も都会に比べれば大幅に下がりますが、主要場所に行くにはどこも時間が掛かるので嫌う人が多いです。


まとめ


アメリカ・カリフォルニアで家を買うことが簡単でないことを理解できたかと思います。家は株のようにボタン一つで自分の好きなタイミングで買うことはできないのです。

ちなみに「学校区が悪いところ+郊外」の家であっても必ずしも家が買えるとは限りません。ただほんの少しハードルが下がるというだけで厳しい現状は変わりません。

よって、ローンがおりたとしてもほとんどのバイヤーは契約までいかず購入を諦めてしまうのが現状です。

家は多くの人にとって人生で一番大きく買い物になるでしょうし、
たくさんの時間を費やさなければなりません。もしそれが面倒だと思われるなら家の購入は諦めて下の動画のように株などの方が良いかもしれませんね。


アメリカの家については話したいことがたくさんあるので次回のNote、もしくは今後のYouTubeでお伝えしていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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