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挑戦すれば、怖さは無くなっていくと思っていた。

僕は挑戦すればするほど、挑戦への怖さ
不安とも言えるが、そんな感情は無くなると思っていた。


けど、現実は違った。


怖さを押し殺してきた


挑戦って愉しいことなんだっけ。



僕はそうだと思う。

同時に、怖いものだと思っていた
それでも、自分のワクワクする気持ちや想いがあるため
その壁を乗り越えようとする。


挑戦の大小に関わらず
踏み出している人はみんなそうだと思っていたが
挑戦の数だけ、怖さは薄れていくものだと勘違いをしていた。

挑戦すればするほど、人として逞しくなるし
経験や知識、人との繋がりという、あらゆるリソースが
豊富になるから、挑戦への恐怖心も薄れると。

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だから、挑戦する時は
怖がっている心を騙し騙しで、やり過ごしてきた。

本当は分かっていた、と思う。
挑戦することは、いつだって怖いことを。


それなりの挑戦を今までしてきた。

評定平均2/5くらい、英語は全く話せないレベルで
周囲の反対を押し切り、高校卒業後はアメリカの大学に進学。
その後、現在の日本の大学に三年次編入した。
慣れない環境の中、次々と新しいコミュニティに飛び込んだ。

在学中のバイトも、柄じゃないアパレル店員に挑戦。
初日は、お店の真ん中で声が震えて膝が笑っていた
お客さんや周囲の誰かに笑われているんじゃないかと
頭が真っ白だったのをよく覚えている。


そんな時でも、挑戦することは怖くないと思い込み
自分に言い聞かせて、いろんな時間を過ごしてきた。
素直じゃなかったのかもしれない。
だから、周りにも虚栄を張っていたように思う。

本当は怖いのに。
挑戦することは、愉しいのと同時に怖いことだと。
それを認めようとしなかった

だって、認めたらいつもみたいに
もう前に進み続けられる自信がなかったからだ。
だから、気持ちに蓋をし続けて23年間生きてきた。


だから、就活でも
将来、クリエイティブディレクターのような存在になると
自分の軸を信じて、新卒の募集をかけていない会社でも
ここだと思ったら、


「自分ならできる。やろう。やるしかない。」
「迷っている暇はない。動くしかない。」


いつも通り、怖い気持ちを押し殺して
エントリーを出し続けてきた

そして全力を出し切ったが、いまの時点で結局、内定0。


それでも、自分ならまだできると思ってたところに
卒論の提出や卒業単位がまだまだ必要だということも分かり
今まで、押し殺してきた感情がじんわりと滲み出てきた。


挑戦することは、いつだって怖い。
そして、その怖さが薄れることなんてない。


これを実感した。
じわじわと何が何だか分からなくなりそうだったが


アウトプットと仲間の存在によって
そんな怖さにまた、挑戦する勇気を見出せた。


とにかく、アウトプット。そして、仲間の存在。


まずは、アウトプット。

例外はあるだろうが
何事も
最初から大切だと感じることはほとんどない。


言葉と感情を交わして向き合うことで
それが自分にとって大切なことだと確認する。
この確認の数だけ
真正面から素直になれた数だけ
それが、自分にとって大事な存在だという気持ちを積み上げていく。

このアウトプットの積み重ねが、繋がりを強くしてくれるのだ。


夢やビジョン、将来のやりたいことも同じだ。

人に伝えたり、紙に書いたり
何かしらの形で自分なりに表現すること。

このアウトプットを通じて
自分が信じることへの価値を改めて、確認する。
そうやって、自分の想いが強くなり
身の回りのことへの捉え方や巡り合わせが変わってくる。


夢は、口に出せば叶うとか
そんな表現があるが、根本的には同じことだと思う。


だからまずは、アウトプットすること。
挑戦することを怖いという気持ちも同じだ。

怖い気持ちを受け止めてあげる
その上で、なぜ、何が怖いのかを紙にアウトプットする。
何がどう怖いのかを理解することができれば
必然的に、自分のやるべきことが視えてくるので
必要以上に感情的にならなくて済む。

無知が一番、怖い状態だと思う。


そして、もう1つが仲間の存在。

アウトプットは自分中心の話で
2つめはどちらかというと、他人の存在も大切だという話。

お互いを高め合える友達、つまり仲間は
挑戦する怖さを分かち合える大切な存在だと思う。

これは、僕の尊敬する方のツイート。

誰かの葛藤する姿をみて
「苦しいのは私だけじゃないと」と知る。
誰かの覚悟で「これほどの覚悟で私は生きているか?」と問う。
誰かの情熱で「私もこのままじゃいられない」と火がつく。

全部誰かの生き様に奮い立たされて生きてる。
だからわたしも誰かを奮い立たせる生き様でありたい。

出典:あんちゃ/執筆屋


自分ひとりだけで、乗り越えられないこともある。
支え合って生きていくことが必要な時がある。

だからこそ、自分がしんどいと思った時に


「つらい。」



そして、その人の夢を信じることを聞いた時に



「自分もそれを信じてみたい。」




そうやって伝えられる、思い合える人は本当に大切だ。


夢は、1人で叶えていくこと。
でもそれは、夢を1人で想い続けるということではない。



留学中に苦しい時期があった。
でも頑張るしかないから続けていたら
苦しいを通り越して
それすらも忘れてしまった時があった。

そんな時に。「大丈夫?」の一言をかけてもらえた時
自然と涙が出て、泣いた日があった。


仲間は、自分の信じていることを
一緒に信じてくれる人であれば、家族でも先生でも誰でもいい。



この「大丈夫?」と言ってくれる
たった一言だが、この一言をいってくれる人。

「頑張れ。」より
「頑張ろう。」って繋がり合える人。

そして、何より
仲間が進むその先を、自分も見てみたいと思うこと。



僕は
このアウトプットと仲間の存在で
挑戦を愉しむだけでなく、怖がることもできる挑戦者になれた。

ずっと、自分と仲間にありがとうを伝え続けようと思う。





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