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子供が生まれて思ったこと

我が家に待望の第一子が誕生した。
その大イベントに伴い、今まで思っていたこと、実際に経験して感じた事をここに綴る。
子供がいる人もそうでない人も、是非最後まで読んで欲しい。

さて子供が生まれると、みんなSNSに自分の子供の写真をアップしたり
プロフィール画像を自分ではなく自分の子供を載せたがる。

生活の中心が子供になり、食生活や観るテレビ番組でさえも
子供の好きなものが中心となる。

自分の妹が8年前に出産し、以前とは考えられないくらい子煩悩になり
なんでも買い与える親になった。

実に嘆かわしい。

そもそも自分たちは子供の時にそんなことは許されなかった。

食べ物も行く場所も観るテレビも、全て父親が決めたことに従っていたし
「早く大人になりたい」と思ったのはその影響が大きい。

なのに大人になったら今の時代は子供に親が合わせているではないか。
オーマイガーである。

「◯◯君が好きなもの食べにいこうねー」とか

「〇〇ちゃんが欲しかったあれ買いに行こうね」とか

ちゃんちゃら馬鹿らしい。


子供の笑顔のために全てをやってあげようとするから、ろくでもない大人に育ってろくでもない仲間とつるみ、ろくでもない人生を歩むのだ。

ましてや自分に似た子供がその辺を走り回っているのを想像するだけで
なんとも言えない気持ちになるのだ。

また、先ほど述べたSNSに載せられた新生児の画像をみると
どれも同じ顔をしていて、猿か宇宙人のようなルックスなのである。

そしてそれを言うと口を揃えて
「自分の子供が生まれたら自分の子供が一番可愛く見えるもの」とか抜かす有様だ。

それを聞くたびに虫唾が走る思いだった。

ここまで読んでいてきっとモヤモヤしてる方もいるかと思うので説明するがこの記事のサムネイルとこの話は全く関係がない。なんとなく目についたものを設定しようと思っていたら案の定、好きなモノになっただけだ。笑

↑記事をアップした翌日、知り合いから「内容はいいのに何故そのサムネイルに…」といったメッセージを真摯に受け止め、関連画像に変更済み。

時を戻そう。

ちょうど1週間前、自分の子供が産声をあげ、1週間後にやっと会えたときは兎にも角にも奥さんが心配だったし、コロナの影響で立ち会うこともできず、病院に隔離だったので正直子供のことはそこまで考えていなかった。

まあダラダラと話していてもあれなので手短に結論を話そう。

うちの子が世界一可愛い。



と言ってしまう父親になったのです。

全然猿とか思わない、マジ天使。
親だからとかじゃなくて、本当に客観的にみて可愛い。

なんかずっといい匂いする。そうミルクの、俗に言う「赤ちゃんの匂い」をずっと嗅いでいたい。

在宅勤務なので仕事中に鳴き声とか聞こえると、まあ仕事にならない。
奥さんを休ませるためにAM3時から朝の6時まで抱っこしていたが、一瞬で朝になるくらいずっとみていられた。それくらい自分の遺伝子が入った子供は可愛いのである。

おむつを替えるのも想像していたより全く苦にならないし、寝息とかマジすごいα波。

みんな疑ってごめんね。笑

何より驚いたのは、奥さんだ。

一緒に住んですぐに妊娠が発覚し、約10ヶ月は精神的に不安定だったり
結構大きな喧嘩もしたし、その度に離婚やなんやと取り返しのつかないことに発展しそうになったのはお世辞にも少ないとは言えない数の言い合いをした。

その奥さんが、子供が生まれた瞬間から終始女神の微笑み。
喧嘩もなくなって、想像もできなかった幸福感が我が家を包んだ。

どうやって子供が女性の体内から体外へと運ばれてくるかを雑誌やCGで何度もみたが・・・出産とは、本当に命がけのことなんだと思った。

そう思うと、奥さんだけでなくSNSなどで繋がっている女友達や先輩なんかがとてもすごい人のように思える。

そして父になった今、改めて母の愛に気づいた自分がいた。

自分は人生で結婚しないかもしれないと思っていたこともあったし
「子供はお金がかかるし自分の時間がなくなる」といったマイナスの情報ばかりが私の大きめの頭の中にあり、良い印象がなかった。

子を持った人にしかわからない気持ちというのが、こんなにも
「ある」と「ない」で違うとは思ってもみなかった。

そして親になった経験が「ある」側の人間になって改めて奥さんに感謝と産んで育ててくれた両親に感謝。

せっかくなので自慢の息子を紹介しよう。

天使爆誕

ね?天使でしょ?


それではまた。最後まで読んでくれたあなたに幸あれ。

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おやすみなさい〜

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