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かもめが見つめる、彩りの日常

数日ぶりの日記。
愛猫を空へ見送ったばかりだったので、何も手につかなかった。

少しずつ、少しずつ、日常に戻ります。

ラジオをつけっぱなしにしてしまい、早く起きた朝。
少しずつ読み進めていた本を、先ほど読み終わった。

「かもめニッキ」 週末北欧部chika
北欧大好きすぎて、移住まで叶えたchikaさん。
一途な思いは、「寿司職人になって、フィンランドに住む!」という目標になり、目まぐるしい毎日を駆け抜けていきます。
そんな毎日を切り取ったほっこりするエッセイ。

タイトルの「かもめニッキ」は、エッセイでchikaさん自身を表現しているのがかもめのキャラであること、ニッキは、フィンランドのニッキ(シナモン)と日記をかけている、とのこと。

改めて、北欧こじらせ日記から読んでみると、すごい人生だなぁ、と思う。
書いていることはchikaさんの何気ない日常でも、私から見たとき、「そんなことを叶えられるなんて…!」とびっくりすることばかりなのだ。

きっと叶えられているのは、chikaさんが人として素敵な人柄で、頑張り屋さんであるからだと思う。

かもめニッキの中で、印象的なのがときどき出てくる写真だ。

寿司学校へ行き、寿司職人を目指しているchikaさん。

「社会人からの修行でどんな感じなんだろう…。」
気になるところ。でも、chikaさんはできないことにちゃんと向き合って、一個一個できるようにしていったのだ。

写真のお寿司がとても美味しそうで、お腹がなった。

いったい、どれだけの人が自分のできない部分と向き合って、克服していくんだろう。私自身が、見てみぬふりをしていたからか、とても眩しく映った。

それだけでなく、chikaさんはたくさんの人と関わっている。
家族を大切にし、何気ないことを語れる友人がいる。

それって、なかなかできることじゃないと思うから。
そんな日常や関わりが、読んでいる人をほっこりとさせてくれる一つなんだと思う。

読んでいると、ふと「私の好きなことや夢ってなんだろう?」とぼんやり思った。あまり考えたことがなかったんだ。

好きなことのために、私は頑張れるんだろうか。
諦めることが多かった人生。どこかで、何か変わる瞬間を私は掴めるんだろうか。

「いつか、そのときのために。」
まずは、毎日を一生懸命生きよう。

そんなことを思い、読み終えた本を本棚へしまった。

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