かもめが見つめる、彩りの日常
数日ぶりの日記。
愛猫を空へ見送ったばかりだったので、何も手につかなかった。
少しずつ、少しずつ、日常に戻ります。
ラジオをつけっぱなしにしてしまい、早く起きた朝。
少しずつ読み進めていた本を、先ほど読み終わった。
タイトルの「かもめニッキ」は、エッセイでchikaさん自身を表現しているのがかもめのキャラであること、ニッキは、フィンランドのニッキ(シナモン)と日記をかけている、とのこと。
改めて、北欧こじらせ日記から読んでみると、すごい人生だなぁ、と思う。
書いていることはchikaさんの何気ない日常でも、私から見たとき、「そんなことを叶えられるなんて…!」とびっくりすることばかりなのだ。
きっと叶えられているのは、chikaさんが人として素敵な人柄で、頑張り屋さんであるからだと思う。
かもめニッキの中で、印象的なのがときどき出てくる写真だ。
寿司学校へ行き、寿司職人を目指しているchikaさん。
「社会人からの修行でどんな感じなんだろう…。」
気になるところ。でも、chikaさんはできないことにちゃんと向き合って、一個一個できるようにしていったのだ。
写真のお寿司がとても美味しそうで、お腹がなった。
いったい、どれだけの人が自分のできない部分と向き合って、克服していくんだろう。私自身が、見てみぬふりをしていたからか、とても眩しく映った。
それだけでなく、chikaさんはたくさんの人と関わっている。
家族を大切にし、何気ないことを語れる友人がいる。
それって、なかなかできることじゃないと思うから。
そんな日常や関わりが、読んでいる人をほっこりとさせてくれる一つなんだと思う。
読んでいると、ふと「私の好きなことや夢ってなんだろう?」とぼんやり思った。あまり考えたことがなかったんだ。
好きなことのために、私は頑張れるんだろうか。
諦めることが多かった人生。どこかで、何か変わる瞬間を私は掴めるんだろうか。
「いつか、そのときのために。」
まずは、毎日を一生懸命生きよう。
そんなことを思い、読み終えた本を本棚へしまった。
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