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ライター+テレアポを在宅で。

フリーランスのライターで生きていくと決めてから、もう4年目になった。昔から在宅で仕事をすることに憧れがあったけど、氷河期世代の私は「どこかに就職すること」で精いっぱいだった。あの頃は今のような働き方ができるようになるとは、まったく想像ができなかった。

ライターになる前には、保育士や幼稚園教諭、ギフト系販売業、歯科助手、コールセンターなどの職業経験がある。ライターになってからこれらの分野の記事を中心に執筆し実績もそこそこあるが、昨年からはライティングに加えテレアポやインサイドセールス系の業務のご依頼をいただくことが増えた。

去年は更年期障害の症状+自律神経失調症の症状が強く出た。体調不良でメインのライティングの仕事を減らして収入が減ったが、家庭を大事にすることと身体を復調することに注力した。体調が辛い日もあったが、テレアポやライティングの仕事は細々と続けることができた。

今年はコール系の仕事がメインになりつつがある。少しだが医師の勧めもあり、筋トレをしたり体を動かすようにしたためか体調も復調してきた。実はコールセンター業務が定時勤務なので体内リズムが整ってきたのが体調回復の理由なのかもしれない。(ライターだけをしていたとき、夜中のほうが仕事がはかどるので深夜に執筆することが多かったのだ。)

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実は私は時間通りに何かをするのが昔から苦手だ。特に朝起きてから出社するまでの時間を上手に使うことが難しい。子どもが小さいときは、自分の支度以外に子どもの支度や幼稚園や保育園の送り迎えが加わったので、毎朝出勤するだけで疲れてしまうことがしばしばあった。

出かける前のトイレ、ぐずぐすに向き合っていると朝は私の時計だけ倍速で動いているんじゃないかと思うほどあっという間に時間が無くなる。

スケジュール帳に時間配分を決めていても、子どもたちが小さかった時にはその通りに動けることがなかった。小学生になっても体調不良や不審者対応で学校に迎えに行くこともある。会社勤めをしていたころ、どういう風に時間を使っていたのかあまり思い出せない。それくらい忙しかった。

こうして在宅で仕事をしていると通勤時間や自分の朝の支度が少なくて済むので、朝少しだけ家事をしたり、好きなアーティストの音楽を聴いたりして心を落ち着かせる時間が取れる。数分間でもストレッチをしたり筋トレをしたりする時間がある。出社時間前に自分の時間が少しあるのは心のゆとりにつながっている。

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スケジュール通りにならなくても、手帳にその日の予定を書き込んだり、タスクを見直したりする。またお気に入りのハーブティを水筒に入れて、パソコンの近くに置いてゆっくり香りを楽しむ。モーニングルーティンを動画サイトで見かけることがあるが、こうした作業はその人を作り上げる上では大切な時間なのだと実感する。

コールセンターの出勤時間になり、遠くにいるクライアント様とメールやチャット、電話でやり取りが始まる。すると会社員として働いていたころが思い出されて背筋がすこし伸びる。

知らない者同士なのにチャットでやり取りしているうちに仲良くなれたり、互いにフォローしあえたりする関係になるのはちょっと不思議な感覚だ。隣にいなくてもチームで働く楽しさを味わっている。

ライティングはクライアントや編集者さんとのやりとりはあるが、基本的には自由な分、孤独な作業だった。今は誰かとチャットでコミュニケーションを取る。自分の得意としているライティングの技術を活かしてマニュアルを作ったり、スクリプトを作ったりしていると、誰かの役に立てることもあるとうれしく思うのだ。

私の働き方を見ている大学生の息子は「僕は不安定なフリーランスは無理かも」、小学生の娘は「私もお母さんみたいに家にいてパソコン使って仕事をする」と言う。在宅フリーランスでいろいろな仕事をしている姿を見せられることはわが子の将来の職業選択の幅が広がる可能性があるのでは、と親ばかながら彼らの将来の選択に期待をしている。

あと3年で社会人になる息子は、近い将来どのような働き方をチョイスするのか楽しみにしている。

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#モーニングルーティン #更年期



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