読書感想: 『集中力がすべてを解決する』樺沢紫苑著
樺沢紫苑氏の『集中力がすべてを解決する』は、集中力の向上を通じて、より充実した生活を送る方法を提案しています。
学んだこと
この本を読んで学んだことは、
○効果的なインプットとアウトプットの方法、
○疲労に負けないための思考法、
○メンタルケアとリラックスの重要性
についてです。これらを実践することで、集中力を高めることが可能であると著者は伝えています。
○インプットの方法
一つのことに集中することの重要性が説かれていました。また一方で運動と学習を同時に行う「デュアルタスク」の学習方法が効果的であることも強調されています。またアナログでメモを取ることで集中力が高まること、を大人になってからも新しい知識を得る活動を継続する(例えば、資格を取るなど)ことで、認知機能を高めていくことなども提案されています。
○効果的なアウトプット
締め切りを前出しにする利点や先送りになったものがあれば、すぐにTODOに書き込んでミスを減らすこと、また完璧を目指すよりは完成させてから日に調整をする価値が指摘されています。これらはタスク管理と完成に関して非常に有効です。
○疲労に負けない思考
セルフモニタリングによる自己洞察の高め方やポジティブ思考へとつながる前向きな日記の記載、5個以上記憶する際にはチェクリストを作る重要性が強調されました。これらの方法は、日々の疲労と戦うために非常に役立つ技術です。
○メンタルケアとリラックス
完了したタスクを忘れることで脳を整理する方法、科学的にも正しいとされているぼーっとすることに重要性、質の高い睡眠や運動、そして笑いを取り入れることでストレスを管理することなどが書かれています。これらは心身ともに健康な状態を保ち、集中力を高めてミスを防ぐことに大きくつながっています。
生活にどういかす?
こうした学びを通して、これから何を取り入れて、ミスを減らし生産性を高める集中力を高めるか、考えてみました。
①散歩の時にオーディブルを聞いてみる。
②資格取得の勉強に挑戦!(食生活アドバイザーや心理学に関すること、睡眠に関すること)
③先送りになったことはすぐにTODOに書く、5つ以上覚えなきゃいけないことはメモ書く。
④まずはさっさと仕上げてしまう。
⑤SNSをアウトプットに活用(note、セルフモニタリングした点数と理由を空インスタグラムのアカウントに毎朝投稿する、ポジティブ日記を寝る前にXに投稿するなど)
⑥子どもと一緒の時間と寝る2時間前の過ごし方のバランス。子どもと一緒にいると笑いが起きることが多い、癒しになる。けど一緒にTVを見る時間とお風呂の時間の調整は必要。だから定時に帰ってともに過ごせる時間をやっぱり確保しよう。
さいごに
集中力を高めると、ミスが減る。
当たり前のことかもしれませんが、私にとっては改めて深く腑に落ちた点でした。
その集中力を高めるためのコツがこの本にはたくさんありました。
でもよく読むと、その行き着く先は、メンタルと体のケアを怠らないことが何より大切に感じました。
生活を整え、集中力を高めて、家庭のことも、仕事も遊びも、思いっきり楽しむ生活を送っていきたいなあと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました😊
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