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2023年ベスト本!樺沢紫苑『精神科医が教える幸せの授業』:幸福の実践と学び

今年読んだ多くの本の中で、樺沢紫苑先生の「精神科医が教える幸せの授業」は間違いなくベストの一つでした。

この本は、「幸せ」という抽象的な概念を「具体的かつ科学的な方法」で捉え直し、誰もが実践できる形で提示しています。


1. 幸せの「3段重」理論

特に印象的だったのは、幸せの「3段重」理論です。
第1段めは「健康」であり、これが全ての基盤です。精神的、身体的健康なしには他のどんな成就も意味をなさないというシンプルだが強力なメッセージが含まれています。
第2段めは「つながり」で、人との関係性が私たちの幸福感にいかに影響を与えるかを深く掘り下げています。
最終段階は「仕事やその他の成功」で、自己実現の重要性が強調されています。

2. 順番の重要性

これら3段重の順番の重要性も述べられています。
・まずは土台となる健康、
・次にその上につながりの層を積み上げ、
・最後に仕事などの成功を目指します。
土台が不安定だったり、小さかったりすると、上の層は安定せずに崩れてしまいます。

3. 実践的なアプローチ

この本が特に優れている点は、理論を述べるだけでなく、読者がこれらの段階をどのように生活に適用できるかを具体的に教えてくださっている点です。これにより、私もイメージを持って毎日を過ごすことができています。

①私自身、この本を読んでから、日々の生活の中で「健康」を優先するようになりました。激しい運動はできませんが、コーヒーのお湯を沸かしている間にスクワットをしたり、散歩をしたりして、少しずつ体を動かす意識をしています。メンタルケアについても同じです。

家族や友人との関係をもう一度見直し、大切にしていこうと日々の行動を振り返るようになりました。

仕事での意味ある成功を目指すように心がけています。
・平均点が出せたらそれでOK!
・職場の人は職場の人。
・自分の言動に対して相手がどう思うかは、相手次第。
自分は自分の仕事をするのみ。

4. さいごに

この本を通じて、幸せとはバランスの取れた生活の結果であると理解できました。「健康」「つながり」「成功」が連携し合い、「真の幸福」が実現します。
これは単なる自己啓発書ではなく、日々の生活に深く根ざした「実用書」と言えます。

今年は、「精神科医が教える幸せの授業」などを通じて、「幸せ」に生きるってどういうことなのか、多くのことを学び、色々と試す一年でした。結果、幸福は「運や偶然の産物」ではなく、「意識的な取り組みと日々の選択の結果」なのではないかと思うようになりました。

2024年も、この学びを生かし、さらに幸せな一年にしたい・・・。

「幸せは、外部から与えられるものではなく、自分自身で創り出すもの」

2024年は、この考えを胸に、一歩一歩、より充実した毎日に近づいていく年にしたいですね。最後に、すべての人々にとって、2024年が幸福と成長に満ちた年となることを願っています✨

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました😊

#今年のベスト本


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