こはる

さまよい続けるおばさん。半世紀生きてもいまだ克服できない心の問題をつらつら綴っていこう…

こはる

さまよい続けるおばさん。半世紀生きてもいまだ克服できない心の問題をつらつら綴っていこうと思います。

最近の記事

日常の中の恐怖。

私は幼少期に受けた虐待と学校でのいじめによる愛着障害と不安障害と診断されている。 でも、本人の感覚としては「不安」というより「恐怖」という言葉の方がしっくりくる。 この世の全てが恐怖の向こうにある。 たくさん本を読み、通院もずいぶんしたけれど、根本にある恐怖心は変わっていない。 例えば、今の職場も一見人間関係も良くこれといったトラブルもなく、比較的安定した精神状態で勤務できている。 のに。 のに! それでも突然「恐怖」という名の鬼に足首をガシッとつかまれたように身動きで

    • 私は元左利き。

      最近ハマっている事がある。 それは、ペン字の練習。 ペン字はペン字でも左手で書くペン字の練習である。 さらにややこしいことに、私は右利きに矯正された『元左利き』で左手でまともに字が書けないところからの練習である。 これが、楽しい。 とにかく楽しい。 楽しくて楽しくて、もうずーーーっと1日中字を書いていたいくらい。楽しくて仕方ない。 私の世代はお箸やペンを持つ手を右に矯正される左利きの人は多かった。 私もその一人ではあるんだけど、ちょっと私が異色なのは私はお箸やペン

      • 気遣いってこと?

        今日気づいた事。 結婚して15年以上経つけれど、いまだに慣れないことがある。 私がなにかしようとするとすかさず夫がそれを一緒にしたり、私に変わってやろうとすることだ。 なんというか、とてもモヤモヤする。 夫に「嫌なの?」「やらない方がいい?」と聞かれると、そういうわけではない。そうではないけれど〜、なんというかモヤモヤして落ち着かずとても不安になるのだ。 その理由がずっと分からなかった。 これまで夫になぜそうするのか?と何度か聞いた事がある。 でも夫はその度に不機嫌にな

        • 悩み多き…

          久しぶりに書いています。 メンタルクリニックのカウンセリングがひと段落しました。 先生的には「もう通院必要なくね?」みたいな感じです。 まじか。 本格的な心理テストを受け、IQけっこう高いよー、思考傾向はいい意味ですごく普通だよー、という結果になり。 そして認知行動療法を一通り受け、めっちゃ常識的で偏った考え方もないよー、すごくちゃんとした人だよー、「振り返り」や「反証」もちゃんとできてるし、◯◯さん(←私)に問題があるのではないから自信持っていいよー、っていう最終的な

        日常の中の恐怖。

          月曜日の呪い

          月曜日が怖い。 いつからか月曜日がたまらなく怖くなった。 年末年始にミスが続いたせいだろうか……。 とにかく月曜日が怖い。 基本的に私は人に好かれるタイプの人間ではないし、職場でも嫌われてる側の人間だと思う。 よく人は誰でも好意的な人、嫌われてる人半々だというけれど私はほぼ全ての人間に嫌われているとしか自分では感じることができない。 周りの人のの不機嫌な態度もいつもと違う行動も理不尽な行動も全て自分の責任のような気がしてしまう。 そして一度気になるとすっかりビクビク

          月曜日の呪い

          私は何がしたいのか

          「何がしたい?」 そう聞かれると、とても困惑する。 天気のいい日曜日にどこかにおでかけする?のレベルの「何がしたい」から、今後の人生をどう生きるか、将来どうなりたいのか、のレベルの「何がしたい」、もっと身近で細いところで言えば、何か食べたい、ゴロゴロしたい、寝たい、足を掻きたい、猫を抱っこしたい……などなど、人の毎日の全ては何かしらの選択の上に成り立っている。 でも私にはこの「何かしたい」という感情がほぼない。 食べたい、寝たい(眠りたい)、排泄したいという本能レベルの

          私は何がしたいのか

          説明できない不安

          書きたいことはたくさんあるのに、なかなかうまくまとまらずに下書きばかりが増えている。 何を書いてもなんか違う気がする。 それは文章においてばかりではない。日常全て違和感が強すぎて何も手につかない。 誰と何を話しても虚しいばかりで自分が話している実感もリアリティもない。 話せば話すほど「なんか違う」「言いたかったのはそういうことじゃないんだ」という強い苦しさが襲ってくる。 これは小さい頃からずっとあった感覚でとても慣れた感覚のはずなのに、なぜか最近これがとても強くて私を

          説明できない不安

          悪口好きな人が苦手。

          昨日、一昨日と2日続けて遠出して買い物したせいか、昨夜はよく眠れず、朝方に過去の嫌な思い出の夢を見るという今日は最悪の始まり。 食欲もなく仕事はしてるのかしてないのか、なんだか実感が湧かず…。 そう、今日はいわゆる「ダメな日」。 それにしても、どうして人はあんなに簡単に人の悪口言えるんだろう。 お前は一体何様なんだ!?どんだけ偉いんだ?神か?と思う。 私だって嫌いな人もいるし、気にくわないこともあるけど、同じだけ私も誰かに不快な思いさせたり嫌われたりしてるんだろうな、と

          悪口好きな人が苦手。

          心理カウンセリングまであと数分

          今日これから約30年ぶりにカウンセリングを受ける。 緊張しているし、気持ちが塞いでもいる。 何より、もうそのクリニックに通いたくない……。 カウンセリングを担当してくださる心理士の先生は初診の面談の時とても安心感があり好感が持てた。 でも、肝心の診察を担当する医師(精神科医)がとても苦手なタイプだったのだ。 一度の診察でいい先生か悪い先生かなんてまだ何も分からない。 それでも、苦手である事は間違いない。…気がする。 とにかく明るく声が大きい。というより、声を張った話し

          心理カウンセリングまであと数分

          ただの不眠に関する日記

          気が滅入って、イライラして、何も手につかなくて、眠れなくて、 何かしたいのに何もできなくて、もどかしくて、モヤモヤして、時間だけが過ぎて、 眠剤飲んでも眠らない方がマシだったとしか思えないような嫌な夢ばかり見て、 仕事ではつまらないミスばかりして、 人と話すのが苦痛で、 みんなに責められてるような、 邪険にされてるような、 嫌われたかもしれない、 不愉快にさせたかもしれない…と怯え、 何を食べても味がせず、 なのに口からはベラベラと勝手に言葉が出てくる。 こんな生活がもう何

          ただの不眠に関する日記

          失敗したとき

          私の最大の欠点は、何か失敗したときそれについて相手(または周りの人)がどう感じたのか、どう思ったのか、という事にばかり囚われてしまって肝心の失敗の内容から目が逸れてしまう事だ。 と言っても、その事に気づけたのもごくごく最近の話なのだけど……。 例えば何かミスをして誰かに迷惑をかけたとき、ああまたダメなヤツだと思われてしまったな…とか、どうしようもうクビかな…とか、怒ってるだろうなぁ…という事にばかり目が向いてしまって、その失敗をどうカバーするかとか、今後はどうやって同じ間違

          失敗したとき

          不眠、今日の時点での覚書

          眠るのが嫌い。 眠るのが怖い。 夢を見るのが怖い。 眠れない。 寝室が嫌い。 落ち着かない。 くつろげない。 居心地が良くない。 眠る時はいつも不安。 特に翌日に何か心配事があるわけでもない。 予定のない休日の前の日でも不安。 不安はどこからくるのか。 何が不安なのか。 いつも不安。 することや考える事がなくなる夜、特に眠る前不安が押し寄せてくる感じ。 漠然とした不安。 焦燥感。 得体の知れない恐怖。 頼れるものがない孤独感。 孤独 → 誰にも頼れない → 不安 夫

          不眠、今日の時点での覚書

          いいところは見ず悪いところを凝視する、という呪い

          今朝テレビを見ながらふと「打ち込めるものがある人はいいなぁ」と口にした。 「そう?」と夫。 その時テレビに出ていた人は、打ち込める仕事があって自信に満ちていてとてもキラキラしていた。 「うん、夢中になれるもの、打ち込めるものがある人が羨ましい。私には何もない。」 そう答えると「うーん…」としばらく考えて夫は「でもこはるちゃんは金魚育ててるじゃない。」とまっすぐ私を見て言った。 「へ……?」 「白ちゃん(猫)もサビちゃん(猫)も育ててるし、サボテンも多肉もバラも育てていて、

          いいところは見ず悪いところを凝視する、という呪い

          映画「ウィッチ」から考えた私の家族

          ホラー映画「ウィッチ」を観た。 深い信仰心を持った家族が人里離れた森の中で奇怪な出来事に巻き込まれていく話なのだが、怪奇現象よりもとにかく母親や妹が怖すぎて胸が痛くて辛かった。 とにかく母親が長女の娘に辛く当たるのである。 実の娘なのだが下の子達ばかりかわいがり長女にはあからさまに嫌悪感を示し、不幸や不運はすべてこの長女のせいだと信じて疑わない。 まだ幼い双子の弟と妹も母親の態度を見ているからなのだろう、この姉の言うことは全く聞かず姉をバカにしていて酷い態度で接しているのだ

          映画「ウィッチ」から考えた私の家族

          友達ってなんだろう?

          以前にも書いたけれど、私には友達がいない。 「友達がいない」と称する多くの人が意味する友達とは「親友」とか「心を許せる信頼できる友人」という意味で「いない」と言っているのだろうが、私にはご飯を食べに行く友達もたまに電話やメールをやりとりする友人も毎年年賀状をやりとりする親しい知人すら、いない。 正真正銘きれいさっぱり私には友達はいない。 なぜだろう?いつからだろう?とたまに漠然と考える。 小さい頃はそれなりに仲のいい子やよく一緒に遊ぶ子がいたような気がするし、学生の時には

          友達ってなんだろう?

          Twitterのアカウントどうすんの問題 (後編

          では前回の「Twitterのアカウントどうすんの問題 (前編」の続きです。 そんなこんなでTwitterのアカウントを消すのか残すのかを考えに考えた挙句、とりあえず一度軽く復帰してみようと思いました。 もしもアカウントを残したいなら使わないと意味ないと思ったから。 アカウントを残すならちゃんと使う、使わないなら一思いにアカウントを消す、どちらかにしようと思って。 で、1日に一言二言つぶやくだけの復帰を3ヶ月間してみた感想は、 ・やっぱりフォロワーさんからの反応があると嬉し

          Twitterのアカウントどうすんの問題 (後編