満天の星空が見えなかった12年前のあの日
震災から12年が経ちました。
あの頃は、まだ昼間なら一人で歩けるくらいは見えていて
普通に仕事もしていました。
あの日も。
ビルの6階で大きな揺れを感じ、
この建物が崩壊して私はもう終わるんじゃないかと思っていました。
帰るための交通機関が止まり、ほとんどの人が歩いて帰途について、
私も途中まで方向が一緒の同僚と2時間くらいかけて歩いて帰りました。
明るいうちに家に辿りつけず、
全ての電気がとまって、
街灯も信号も家の灯りもない真っ暗な世界の中
夜盲もある私は途中で動けな