ミニマリスト式 超片付け術
この記事について
この記事では、なにおれさんの著書『ミニマリスト式 超片付け術』についてご紹介します。
本書の特徴を一言でいうと、「片付けのトリセツ」。
物を減らすための手順が、超具体的にまとめられています。本書を片手に、片付けの作業を完了できるような仕立てになっています。
「今すぐ片付けたいけど、何から始めたらよいか分からない!」という方に、おすすめしたい本です。
著者は、片付けには3つの段階があるといいます。
①散らかった状態を整理する
②整理した状態を維持する
③見栄えよく・使いやすく収納する
よくありがちなのが、③からはじめてしまうことです。
物を処分する前に、100均や無印良品などで収納ボックスを買ってきてしまう…
これ、私も散々やっていました(汗)
著者曰く、収納は片付けの最終段階です。
本書は、第1段階の「整理すること」に特化した内容になっています。
自分にとって必要なもの/不要なものを仕分け、残した物の置き場決める。全てはここからです。
実際にやってみた!
というわけで、本書を片手に片付けてみました。
本書では、家の中のエリア別に、整理の手順がまとめられています。
例えば、冷蔵庫、ガス台・シンク周り、キッチン収納棚…というように。
私は洋服の数を減らしたいという希望があったので、本書の「クローゼット」編をやってみました。
ポイントは、全てのアイテムを収納から取り出し1か所にまとめることです。
ちょっと気が遠くなってきましたか?
「全部出したら、元に戻すのめっちゃ大変じゃん!」
そんな声が聞こえてきます。お気持ち、お察しいたします。
確かに、決して簡単な作業ではありません。少なくとも2~3時間は掛かります。
しかし、自分の物の買い方を見直し、無駄をへらして蓄財につなげる。
こんな風に考えてみると、数時間の投資は惜しくないと私は思います。
作業を実際にやってみた感想は、自分の持ち物の量が想定の3倍はあったということです。
物を1か所に集めたときの、見た目のインパクトがとにかくすごいです!
あっという間に足の踏み場がなくなり、汚部屋状態に。
私はこれまで、新しい洋服を1つ買ったら、古いものを1つ捨てることを習慣にしていました。
なので、自分の持ち物はそれほど多くないと思い込んでいました。
しかし、全ての洋服を1か所に集めると、とんでもない量です。
さらに、用途がダブっているもの、色褪せたもの、今の自分に似合わないもの、などのオンパレードでした。
今回の片付けで、45リットルのごみ袋2つ分の洋服を処分しました。
仕分けの過程で、「ほとんど着てないのにもったいない」「またいつか使うかも」などの考えが何度も湧きました。
このような処分の痛みも、今後の買い物の仕方を見直すためには必要なことだと思いました。
せび本書を片手に、片付けをしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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