見出し画像

ミリマスト式 超ヒュッゲ術

この記事について

この記事では、なにおれさんの著書『ミニマリスト式 超ヒュッゲ術』について、ご紹介します。

ヒュッゲとは?

ヒュッゲ(hygge)とは、デンマーク語で「心地良さ」を表す概念です。 
自分にとって、心地よい暮らしをデザインするという意味で、ミニマリズムの目的地といえます。

ミニマリズム ✕ ヒュッゲ

著者は「ミニマリズム と ヒュッゲ はワンセットで考えるべき」と主張しています。

ヒュッゲな道具(フカフカのブランケットやキャンドル?)を揃えたとしても、自分にとって不要なもので溢れた空間では、心地よく暮せないからです。

暮らしを整えるには、まずは物を減らすことから、ですね。
著者の「まずいスープに何を入れてもまずくなる」という例え話が秀逸でした。

ちなみに本書は、別記事で紹介した『ミニマリスト式 超片付け術』のシリーズ本です。
物を減らすための手順が、超具体的にまとめられています。
こちらの記事も、よろしければご覧ください。

本書からの学び

ミニマルな暮らしを目指す理由

私にとって、本書がなぜ良かったかというと、ミニマリズムの目的を再確認できたからです。

ミニマルな暮らしを目指す過程で、物を減らすことが目的化しやすいですよね。
しかし、ミニマルな暮らしを目指すようになったきっかけに立ち戻ると、
「断捨離ですっきりしたい」「心地よく暮らしたい」
など、生活をポジティブな方向に変えたいという思いがあったはずです。

ミニマリズムの目的は、自分なりの心地よい暮らしの追求です。
本書は、この目的を思い出させてくれます。

ヒュッゲ=自律性

「ヒュッゲな思考回路」の話も、心地よく暮らすために役立つと思いました。
ヒュッゲな思考とは、能動的な思考のことです。
つまり、まわりに動かされるのではなく、自律的に行動すると生活の満足度が上がるという話です。

例えば、映画、漫画、ゲームなどの娯楽は、他者が作ったコンテンツを受動的に消費する行為です。
一方で、これらの娯楽の感想をSNSで発信すれば、それは能動的な行動になります。

人が作ったものを受動的に消費するだけでなく、自分から働きかけることで、ひとつひとつの体験の満足度が上がるといいます。
私も、ほそぼそと発信活動を続けているので、これにはとても共感しました。

もちろん、能動的な行動は発信活動だけではありません。
少ない服でコーディネートを工夫する、お菓子を買わずに自作してみる、なども能動的な行動です。

これまでお金で解決していたことを、自分なりの工夫で解決できないか考えてみるという能動的な思考が「ヒュッゲな思考」なのです。

この記事が、心地よい暮らしを目指す方のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?