健やかにごきげんに暮らすこと 大切なことを忘れないための文章

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もう少し

現在妊娠34週、9か月も後半。 あと1ヶ月もすれば 産まれるのです。産むのです…。 わが家に赤ん坊がやって来る。 赤ん坊のいる生活、まだ想像がつかないなぁ。 本当にとっても順調に、ここまで来ていて 私は現在妊娠前+7kg(思ったより増えてない) ベビーは2000g超え! 名前も決まって、お腹の中の存在が 愛しい愛しい毎日。 つわりの頃は先が不安で 全てを私の身体で担わなければいけない 責任や恐怖で泣いた日もあったけれど 今ではこの毎日の胎動を感じられない夫が かわいそ

    • 輝き

      2022年1月18日 これはもしや…と思い 薬局で例のものを購入 試してみると 判定窓にはくっきり縦線 家に帰ってすぐ キッチンに立つ夫に報告すると えっ本当!?えっ とただワタワタしていたから おめでとう、私たち、だね とかそんなようなことを私は言った 実は2ヶ月前にも未遂?があって 少し心の準備はしていたから そっかあ、ついにかぁ、そうかぁ としみじみしたり けどまだ全然実感はわかなかったり それから1ヶ月は もうずーっとつわり つわりというのはこんなにつらいか

      • 気がつけば年の瀬(前編)

        前回のnoteが2021年1月で 気がつけば2021年12月です 今年は6月に結婚式ができました 2度の延期をして、ようやく 入籍してから2年も経ってしまった 私は27歳で、夫は32歳になった 27歳ってまだまだ全然若いなあと そろそろ三十路だねとか言われながらも 当人は思っております 28歳もまだまだ全然若いだろうな 良い感じに年を取りたいものです さて2021年前半は 免許の試験でドキドキしたり 桜の咲く頃卒業して少し寂しかったり 久しぶりの学生?生活楽しんでました

        • 『愛しさやら、誇らしさやら』

          2021年1月4日午前 その晩はなんとか流星群が 薄い雲のむこうで流れていて 2021年が始まったところで 私たちはまた同じ夢をみた まさに夢みたいな時間を きっとそんな時が次訪れるのは ずっとずっと後になるだろうと 思っていたけれどまぎれもなく 本当に特別な眠れない夜だった なんだか今日は胸がいっぱいなんだよ とめずらしくそんなことを言って 伝わらないかもしれない と思うといつもなかなか言葉にできない だから言わないほうがいいのかも といって黙っていたけど 私たちは

        もう少し

          家族のこと

          結婚をしてか 自分でそう決めてか 未来に漠然と開けていた道が 少しづつある一方へ伸びていく この頃はそういう過程を眺めている もうこれから就職はしないし 夜の街をぷらぷら飲み歩くことも バンドを始めることも絶対にない いつかやりたいかも と漠然と考えていたことを もうやらないと腹を括った結婚 それはわたしがその先に出産を 考えているからなんだけどね もちろん結婚しても選択肢が 狭まらない人もたくさんいると思う 夫は、私や私の家族とは 性格やタイプがずいぶん違って け

          家族のこと

          2020ふりかえり

          2020に掲げていた目標は ・結婚式を成功させる ・運転免許を取得する ・時間にゆるくなる ・人と比べないコツをつかむ というところだったのですが 思いもよらない事態になって 足踏みな1年でしたね 準備もほとんど終えて さああとは開催するだけ となっていた結婚式の延期を決めて 外での活動をすっかりお休みする 空白のような2ヶ月間をすごして けれど私だけの話をすれば どん底という事では全然なくて 外との繋がりが薄くなって 家の中でゆっくり過ごす時間は けっこう良いもの

          2020ふりかえり

          海のふた

          「昔は… 海とか山がもう毎日変化するワンダーランドかと思うくらいに楽しかったっていうこと。 季節の変化も気候のすばらしさも、全部もう両手に持ちきれないほどだった。 そして、どんないやな人にも平等に夕焼けとか、台風の後の空とかがふんだんにきれいなものを降り注いでくれたの。 考えきれないくらいきれいな日っていうのが年に数回あって、光や海や空の色の変化があまりにもすばらしいので誰もが何かをもらっているような気持ちになったものよ。」

          海のふた

          梅雨

          今年は梅仕事をしなかった いつも梅を買っていたマルシェが 今年はお休みだったからだ けれども梅酒は飲みたくなる 夏が始まっている お気に入りの黒い傘は 少し小さく足元が濡れるので 小雨の時にしか使えない 毎日寒暖差は激しいし お日様はちっとも顔を出さない 鬱陶しい湿気がそこらじゅうに潜んでいて どうにも怠さが抜けない毎日だ 体に湿気や熱を溜め込まないように 服装は風通しよく けれども腰や足は冷やさないように 特に寝る時は注意深く お腹の内側も冷やさないように 温かい

          2ヶ月のおやすみ

          このぽっかりと現れた時間は 人生において、意味のある時間なのだと思う 私はこの新型ウイルスによって ほとんどみんなに平等に 時間が与えられたと その時すぐにそう思った 一度それを人の前で口にしたら 笑われてしまったから もう人前では話していないけれど 4月のはじまりから仕事を休むことにして 1ヶ月と10日がすぎた。 5月末から仕事を再開する予定だから およそ2ヶ月の休暇になる。 小学生の夏休みよりも長い。 こんなお休みが大人になってから とれるなんて思ってもみなかった。

          2ヶ月のおやすみ

          3月のごきげん

          ここ1ヶ月わたしは 今までの人生でいちばん ご機嫌にすごしているかもしれない! 2月はグズグズ風邪をひいていたけど 3月になる頃ようやく治って 花粉で少し鼻水は出るけど わたしは春がだいすきなので 鼻水くらいはへいっちゃら 春はいいなあ 植物の生命力が本当にパワーをくれる 今年はとくに雪柳に感動させられている! ご機嫌にすごせている理由は きっと他にもいろいろあって クリアな心で相手を見ること を心がけるようにしたら 人付き合いや新しい出会いが うんと楽しくなったの

          3月のごきげん

          春にひかえる結婚式について

          その式はたいせつな友人や家族に なにより楽しんでもらえるものにしたい 美味しくて身体にいい食事とお酒で胃袋を満たし すばらしい音楽で心を満たし ギフトでほんの少し生活へ彩りを添えられたら そんな想いです 私たちのお祝いなんて二の次でよくて 「はーたのしかった!大満足!」 と帰って頂けたら私たちはうれしいです きっとケーキ入刀もブーケトスもしないし 出し物もしてもらわないし二次会もないので 気楽な気持ちで来て みんな自由にすごしてください それぞれにたのしんでくださいね

          春にひかえる結婚式について

          25歳

          これはもうきっと6年も7年も前から 変わらないことだけれど 私はよしもとばななさんの描く物語がだいすきで 下北沢のまちがすき そうして私は よしもとばななさんの描く物語に出てくるような すてきな男性に下北沢でであって 結婚した 一緒にいのちの光をみたり ばかみたいに号泣したりできるような そんなすてきな人 ちいさなころからジブリがだいすきで その中でもやっぱり一等にすきなのは 耳をすませば 雫のような少女にいつだってなりたい 洞窟の生き埋めよ!空が落ちてきたみたい

          high and dry

          まだ出会ったばかりで この出会いがどうも素晴らしいものだと お互いが薄々気づきはじめていたころ あれは夢のような1週間の ちょうど真ん中らへんの日で その1週間私たちは ほとんど片時も離れずに ぴったりと2人で過ごしていた 近くの商店街へ買い物へ行ったり 屋上のカフェにチャイを飲みに行ったりして 日がないちにちのんびり過ごしていた そんなある日の夕方 昼寝から目覚めたところだったか とつぜんに彼がぼろぼろと泣き出した 私はおどろいて何があったのか尋ねたけれど 彼はなに

          high and dry

          6月の花

          6月22日 タチアオイのてっぺんの花が咲くころ 梅雨が明けるときいた 近所のタチアオイは あと4つまで花がせまってきている もうじき梅雨は明けるだろうか すらりと茎が伸びて その先にひとつ サナギのようなつぼみが付いていて さてこれはなんでしょう と毎日観察していたら しだいにサナギがわれて そこからぽつぽつと薄紫色の きれいな花弁のようなものがのぞいた サナギがすべてわれて 中の花弁がふわりと開くと それはとても可憐で 私はいっぺんに目を奪われた それから数日

          6月の花

          アガパンサスの花が開く

          「どうして 結婚しようと思ってくれたの?」 シャワーを浴びて出てきた私は キッチンに立つ彼に唐突にそう聞いた 「うーん それは なんだろう いろいろあるけど…」 途切れ途切れに 不器用に伝えてくれたことは 私の思っていることとほとんど同じで わかる、同じように私も思う と、そう伝えて そのあとは2人で 彼のつくってくれた パスタとオムレツとにんじんのサラダを食べた 彼はとてもゆっくりと言葉をつむぐ人だから 私はそれをいつでも遮らずに最後まで じっくりと聞ける人

          アガパンサスの花が開く

          ハナミズキとシジュウカラ

          4月末 ハナミズキの木は軽やかで ふわりと浮かんだ花びらが とてもすがすがしい ツツジの濃いぴんく、薄いぴんく、白の3色が 交わって咲いている様子がだいすきだ サツキの花はまるで一輪のばらのように ぎゅうと花を寄せて咲いていて いつでもはっとしてしまう ジャスミンの香りは相変わらず暴力的で すぐに酔いそうになる いちばんだいすきなのは やっぱりモッコウバラで あんなにかわいい黄色がほかにあるだろうか つぼみも花もぽこぽことまあるく おゆうぎ会の花飾りのような ポ

          ハナミズキとシジュウカラ