子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた 第19話~2019年9月、退院日~
!ご注意!
もしどこの病院かわかったとしても、どの先生かわかったとしても、個人名や病院名を特定される内容はコメントに書かないでください!
私に施行された治療は、医師が私の症状に合わせて行った治療であり、私が受けた説明はあくまで、医師が私に合わせた説明内容です。
詳しくは子宮筋腫と卵巣嚢腫を取ってきた話0話~はじめに~を読んでね
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第18話と打って変わって超短いです。笑
□2019年9月13日
朝、目が覚めて看護師さんが検温と血圧を測りに来た。この日の体温、今までで一番低くて、この日の体温が私の平熱に一番近かった!
私「今日、一番体温低いー」
看護師「あら、炎症の値がちゃんと下がったってことだね。よかったね」
今日退院だよね、良かったねというお言葉ももらった。
今日退院だからということで、朝食前に点滴するようにって先生から指示がでていたようだ。
本当にありがたい限り。でも、この茶色い液体を見るのも今日で最後かぁ。ちょっと私、この茶色い薬液が落ちてくるのを見るのが楽しかったなー、なんて思った。この茶色いフェジン静注に本当に助けられたので、妙な愛着が湧いてた。なんてこと言ったら、変なやつだと思われるな、うん、黙ってよう。あれ?黙ってないって?そんなこと無いよ、うん。
病院での最後のご飯。果物のキウイフルーツは4分の1個食べれた。家に帰ってもキウイフルーツ食べよう。
朝食を終えて、支度をするかと思ってると先生がやってこられた。
Y先生「今日退院だね」
私「はい、ほんとにありがとうございました」
Y先生「ご家族がしっかりサポートしてくれるって言ってたから、安心して過ごして。リラックスできる環境ってやっぱり一番いいから」
私「はい、しっかり甘えることにします」
Y先生「うん、痛かったり疲れたらちゃんと横になってゆっくり過ごすんだよ。何かあったらすぐ連絡してね」
私「はい、わかりました」
Y先生は、じゃあ次は外来でねとおっしゃられて今日の外来へと向かわれた。
先生、あまり寝てらっしゃらなかったのか寝癖とおヒゲが目立つので昨日相当わがままを言ってしまったのだと思った。あの先生時々そうだから大丈夫って、書類を渡しに来た看護師さんも笑って言っていってくださったけど、やっぱり我儘言ったことには変わりないんだろうなって思ってた。
あ、でも入院当日に会ったY先生も、ちょっとおヒゲ目立ってたな、ってこのとき思い出した。
看護師さんから、退院療養計画書や入院中に出された頓用のお薬を持って帰ってもいいよって言われたので、痛み止めの座薬と吐き気止のお薬をもらって帰ることにした。
私がもらったものにはこんな内容だった。
※病院によって内容は異なります。あくまで私がお世話になった病院での一例であり、私に対する内容です。
もらったお薬については、お薬手帳に記載することはしないけど、もらったお薬の添付文書はもらってるのと、何かあればどのみちこの病院に連絡するのでもらってるお薬持ってくれば良いと思ってる。そうすれば袋からどこの診療科から何日に出したか分かるし、カルテから色々追えるからね。
今回の入院で支払う金額の請求書と、退院後のお薬も受け取りおわって、身支度も整えて、相方が来る前には諸々の支度を終わっていて、退院は10時までなので相方が来るのを待っていた。
一応、15時までは面会時間外なので相方が来て荷物持っていってもらうことについては看護師さんから許可は事前に頂いた。
荷物を持ち出す前にお会計をしなければならないらしいので、1階の窓口へいってお会計を済ませることに。
それにしても、1階の窓口に行くのも結構重労働に感じてしまうあたり、まだ貧血からの体力不足は回復してないのは確実なんだろうなあ、としみじみ感じた。
お会計のときに、窓口で生命保険会社に提出する診断書を書いてもらう依頼書を出して、お支払済みの証明用紙を病棟に渡して、忘れ物がないかなどを看護師さんに確認してもらって、入院時につけていたバンドを切ってもらって、さあようやく退院です。
退院のとき、ナースステーションに人がいなくてお礼がちゃんと言えなかったことが少し残念だけど、10日間本当にお世話になりました!!!
久しぶりに外の空気だ!曇ってるけど暑い!
車に乗るのは入院前日に、自分で運転して買い物をして以来だから久しぶり感はないけど、相方の運転する車に乗り込み、病院の敷地を出て約3分で自宅に到着。鍵を開けて、まず思ったこと。
「あ、家だ」
そして家に帰ってきたら、ロボット掃除機がシャカシャカ動いてて「久しぶり!」って思ってしまった。
10年前、1週間入院した当時はまだ愛猫がいて、「ただいま!」っていったらめっちゃ喜んでにゃぁにゃぁ鳴いて甘えてきてたのを思い出すと、今度はロボット掃除機がシャカシャカ、と出迎えるように活動してて、ちょっと言いようのない不思議な感覚になった。
そしてお昼前に体重測って、まあびっくり。
入院当日に病棟で測った体重、退院して測った体重、その差4kg弱。え、嘘でしょ。
筋腫が560gあって、浣腸やらやっていたし出血1リットルだとしても1.5kgくらいは落ちるとは思ってた。あれ、私そんなに食べれなかったの?
いや、まあ数口食べて疲れてギブ!って言うことが多くてまともに食べちゃいなかったけども!と思いつつ、いやはやもっと食べなければ…。と回復にあたって絶対に必要なのは体力なので、頑張ろう。。。
片付けしながら診療明細書を見ると、5枚もあった!
そして診療明細みてびっくりしたのが、「閉鎖循環式全身麻酔」と「硬膜外麻酔併施加算」の時間、293分だったこと。
他にも、手術中の明細をみて輸血一歩手前なんだなぁと実感できてしまう、代用血漿の輸液を使われていたようで、手術中いったいなにがあったのやら。。。とちょっとガクブル。。。
術後の検査にしても、代用血漿の副作用の検査のために血液の凝固時間なども調べてくださっていたようで、本当に慎重に術後ケアをして頂いたのだと実感もできた。
そして一番ビックリしたのが、領収証に記載されている金額。
高額医療費の限度額の偉大さに感謝しかなかったので、これは後にAnother Episodeにて記載しようと思う。
結局、お昼も夜もあんまり食べれなかったけど、ご飯食べて、出されたお薬飲んで夜に寝て、朝自宅で起ることができる。
何も当たり前なことなのに、とてもそれが嬉しかった。
次回
ついに自宅療養からの復職まで!!(*>ω<)
皆様のサポートが私の励みになります!そして、ささやかな幸せです(*˙˘˙*)!