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同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションを区別しよう

そんな話です。

リモートワークが推進され、TeamsやSlackといったテキストベースのコミュニケーションが日常的になってきたかと思います。

ある程度一般的になってきて慣れてきた一方、それでもいまだに同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションを混同されている方が多いように見受けられます。

例えば、「俺の送ったチャットにすぐ返信しないのは何故だ」と感じることがある人もいると思います。もしくはこのように言われた方もいるかと思います。

確かにすぐに返信しないと仕事が止まってしまい、困ってしまうこともあるでしょう。
お客様に何かを質問されて内容を返信しないといけない、何かの稟議を通す際の理由の項目の内容が不明瞭なのでもう少し追記してほしい、などなど。

会社のルール等もあるかと思いますが、これはシンプルに同期コミュニケーションと非同期コミュニケーションを混同しているために起きるミスです。

チャットツールは基本的に非同期コミュニケーションに向いていると思っています。
そのため、3時間程度返信が帰ってこなくても支障がない、無視されるのは問題ですが、翌営業日くらいでも問題ないような内容のやり取りに向いています。

こう使うことで非同期コミュニケーションとしてのチャットツールのメリットを最大化できるかと思います。

例えば2-3時間くらいがっつり時間を確保して資料作成したい場合ってありますよね。
非同期コミュニケーションの場合、13:00-16:00まで集中して、それから溜まった文章に返信するという使い方がメリットの1つかと思います。
合計すると3時間だけど、その間に差し込みの電話が入ってきて、作業がとぎれとぎれになった場合、ずっと集中してそのタスクだけやっていたほうが効率がいいに決まっています。常人にはそんなにすぐに頭の切り替え何てできません。

もし10分以内に返信が欲しいような内容の場合、それはチャットツールで行うべきではない同期コミュニケーションを求めているということになります。

その場合、チャットツールで「○○について確認があるんだけど、今から通話できる?」としてみましょう。
○○に入る部分は用件だけでもいいですし、聞きたいことを整理した文章だとより良いと思います。

テキストチャットは正直同期コミュニケーションの効率という点では向いていません。
友人とするLINEは楽しいですが、あれは非効率にしてだらだらと楽しさを継続させるためテキストベースで行っている以上でも以下でもありません。要件の確認であれば通話したほうが速いです。

いろいろ便利なツールがあるので、要件に合わせて便利に使っていきたいですね。

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