見出し画像

自分の人生を生きる覚悟はあるか

いつもは適応障害に関することを書いているのですが、この記事は少しだけ脱線させてください。

『自分の人生を生きる覚悟はあるか』

この質問に対して、僕は自信を持って「Yes」と言えないときがたまにある。

YouTubeを観れば、自分と変わらない年齢の人が自分の何倍も広い家に住んで、自分の何倍も自由度の高い暮らしをしている。

ふとTwitterを開くと、「〇〇と△△が熱愛か!」などのゴシップニュースや「今これやっていないとヤバい」などの自己啓発的投稿が流れてくる。

憧れ、焦り、興味。

そういった感情から自然とタップしてしまったものを学習するAI。

僕専用に学習したAIは、「ほら、これも好きだろ?」「これはどうだ?」と僕を他人の人生へ誘う。

そうして幾許かの時間を費やして、ハッと気づく。

「他人の人生を生きていた」と。

広い家に住んでいるYouTuberに自分を投影しても、
誰もが羨むような芸能人と付き合っているあの人と重ね合わせても、
自分は自分なのだ。

キャラクター変更ができない、自分専用のゲームをやり切るしかない。

情報過多の現代において、普段自分が目にする情報のほとんどはノイズとなる。

ノイズを除去して、自分にとって必要な情報だけを摂取して、あとは自分の人生に集中する。

広い家に住みたいなら、広い家に住むための具体的なプランを考えてみる。

芸能人と付き合いたいなら、芸能人と付き合うための道のりを練ってみる。

会社に行くのがしんどいなら、しんどい状況を脱却するための方法を模索する。

他人を頼っても良いし、情報を得ても良い。

でも最後の最後に必要なのは、「現状を変えるのは自分しかいない」と気づいて行動する覚悟だと思うのだ。

『自分の人生を生きる覚悟はあるか』

僕もまだまだ道半ばだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?