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16枚のチラシで見るポゴレリッチ来日ヒストリー

サントリーホールでイーヴォ・ポゴレリッチのリサイタルを聴いてきました。

コンサートの感想とは別に、今までの来日公演フライヤーを紹介します。

KAJIMOTOさんが初招聘した1991年のものがこちら(ちなみに初来日は1981年です)。

野性味あり

十束さんが伴奏してたんですね〜(時代を感じます)
ご飯いっぱい食べれてない気鋭の画家みたいな風貌ですね😅

続いて1993年。

美青年!

スカルラッティを12曲も!🤣
ポゴレリッチならオール・スカルラッティ・プログラムでもいいです笑

こちらのCDもおすすめです。

整ったお顔!

1994年がこちら。

「誰にも似ていない」の方がよかった?😅

「展覧会の絵」のあとにスケルツォ4曲って体力ありますね笑

1995年はこれ。

アイドル風?

宇野功芳が「ソナチネアルバムだけで構成したプログラム」を絶賛していましたが、このときのものでしょうね。

ハイドンやスカルラッティのピアノ曲の魅力はポゴレリッチに教わりました。

ハイドンのピアノ・ソナタはクラオタでも知らない人が多いですがもったいないです!

CDはこちら。

宝石のように美しいタッチ

1996年はこちら。

髭の跡?

急に「結婚式に出てくれた昔の友人」感が出てきました😅
プログラムは相変わらずタフですが…

1997年はこれ。

キャッチコピー使い回し!

このときはバッハやってるんですね。

ポゴレリッチのイギリス組曲は村上春樹の『アフターダーク』に登場します。

…小説としてはおすすめしないです😅

1999年はこちら。

絶頂期かも(ピアノもビジュアルも)

これが完売だったからなのか、私は彩の国さいたま芸術劇場の方で聴きました。
初ポゴレリッチでした。それはもう感動的なリサイタルでしたね…

次の2005年は長い休養明けのリサイタル。
ピアノの恩師でもあった奥様を亡くして鬱病だったと聞きました。

違う意味で衝撃…

これも行きました。
ただ、真っ暗な中で譜面台だけが明るく、譜めくりさんもつくリヒテル風?スタイルでしたね。

ロシアものが重くて疲れました…

2007年がこちら。

王様と私?

これは行ったような行ってないような…

あ、ちなみに本家はこちら。

渡辺謙も演じました。

2010年はこちら。

佐藤可士和時代の幕開け

このときもショパンの3番やったんですね〜。

2012年はこちら。

なくなると寂しいキャッチコピー

1晩でショパンの協奏曲2曲とは体力ありますね!

2013年はこちら。

見づらい…

オール・ベートーヴェンでしょうか🤔

2014年はこちら。

あまり好みじゃないプログラム

デザインが佐藤可士和になってからオシャレ感は出ましたが「面白味」はなくなりましたね…

2017年はこちら。

どや感

クレメンティやハイドンやってたんですね!
それくらい元気になってきたってことかも。
曲目すら知らなかったので、クラシックコンサートからしばらく離れていた時期かもしれません。

2020年は…

ジャマイカ風

レゲエですか?😅

今回は3年ぶりってことなんですかね。
2023年がこちら。

意外とピンクもいける

「独創的な造型とファンタジーの飛翔」が懐かしい😂

フライヤーもまた個性のない時代となりました…

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