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【風水コラム】 丑年の風水

2021年は辛丑(かのとうし)年

東洋の暦は節分で変わるので、2月3日から年が変わります。

社会情勢をみる

辛丑がどんな意味でどんな年になりそうかは、SBIホールディングスの北尾氏のブログが詳しいのでそちらをご覧ください(丸投げですみません!)。私も毎年参考にしています。

一言で言うと「痛みを伴いながら少しずつ刷新が進む」でしょうか。2月2日までの庚子ほど急激な変化はなく、不要になったものの衰退と新しく生まれたものの成長が、どちらもゆっくり進んでいくイメージです。

干支でみる

風水では、丑年は丑の方位の象意が現れやすくなります。

丑は方位では北東で、八卦は(ごん)。五行はを表します。人物は少男(若い男性、兄弟の末っ子の男性)、人体では胃腸、鼻、腰、左足、その他の象意として変化、貯蓄、不動産、相続など。また、艮宮は奇門遁甲では生門が配置され、冬から春にかけての新しいものが生まれる時期とされています。

吉凶は家や住んでいる人によって違うので、よく出るか悪く出るか、ほとんど影響ないかは人それぞれです。玄関が北東にある、あるいは北東で寝ている場合は影響が出やすいです。

例えば、テレワーク・リストラ・会社の移転などでの引っ越し、生活パターンの大きな変化、貯蓄の大幅な増減などが考えられます。来年の寅年も北東方位なので、2022年も同じ傾向が続きます。

流年でみる

また、紫白九星の流年で見ると、北に二黒土星南東に五黄土星がきます。

2は病気、5は災いを指すので、玄関か寝る位置が北の場合は病気に注意、玄関か寝る位置が南東の場合はトラブルに注意してください。とはいえ、必ず悪いことが起こるのではなく引き金となる可能性があるという意味なので、過度の心配は不要です。起こりそうな問題が分かっている場合は、先に手を打っておきましょう。

私の場合、2014年に玄関に二黒土星が来た時はうつと過労で病んでしまい、ちょうど節分の2015年に切り替わる頃に休職し、その後退職しています。その時の寝る場所は西で、2015年に五黄土星が来ているので、病の星が抜けたと思ったら災いの星がやってくるという最悪のパターンでした。

しかし2015年は玄関に吉星の一白水星が来たことで、給料が今までの1.5倍くらいの会社に転職できたので、だいぶゴタゴタはしましたが悪いことばかりではなかったです。

ちなみに2020年(2021年2月2日まで)は東に五黄土星があって、私の家は玄関に病気の星・怪我の星・災いの星が揃うなかなかヘビーな年なんですけど、今のところ大きな問題は起きていません。今は化殺(風水対策)もしていますし、そうでなくても、よっぽど悪い運が重ならなければ大丈夫だと思います。

終わりに

家の吉凶は複数の要素を重ねて判断しないと効果が薄いため、「本命星が○○の人は○○の方角に○○を置くとラッキー!」みたいな無責任なことは書けません。みんなに共通の凶はあっても、みんなに共通の吉はあまりないからです。

また、艮は八卦の中で一番お金に関係するので、北東をうまく使えると財産を増やしたり、新規事業を軌道に載せたりできそうです。今年引っ越しする人や会社は、玄空飛星で北東が吉になるところを選ぶといいんじゃないでしょうか。

みなさんにとって良い1年になりますように!

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