裏側にストーリーや輝きを感じられるか
前回に続き、コーチングの宿題でテーマを決められた記事になります。
私が魅力を感じる人や物の条件として、「裏側にストーリーや輝きを感じられるか」があります。
例えばコーヒーだったら、↓こういうの。
〇〇農園の〇〇さんが、従来の〇〇という欠点を克服するために〇〇まで出向いて新しい技術を学び、試行錯誤の上小ロットながら素晴らしい味の豆を作り上げました。華やかな香りに始まり、温度が変わると〇〇から〇〇に風味が変わる複雑で印象的な味わいです。秋のフルーツのような芳醇さとほっこりした甘さが、この季節の読書のお供にぴったりです。
人によっては全然いらない情報ですよね 笑。
でも私はこの情景が見えるような、そこから商品や関わる人の世界が透けて見えてくるようなものが大好きです。
商品コピー(売り文句)って商品を見ても触ってもいないライターが書いていることが多いので、無難な表現になりがちです。だから本当に関わっている人が個人の体験や思いを含めて書いているものからは伝わるものが違うんです。
とはいえ何でもかんでも付加情報があった方がいいわけではなくて、自分にとってほどほどでいいもの・こだわらないものは最低限の情報でいいです。
コーヒーだったら↓のような表記があれば十分。
苦味★★★★
酸味★★
香り★★★
人や風景のようなPR文が添えられていないものも同じで、その人や風景の裏側にある世界を好ましく感じられるかどうかが「好き」の基準になります。
表面的な華やかさや広報力では心が動かされません。
パッと見は素敵だな、売り方が上手だなと思うだけです。
盛った画像を投稿し充実アピールしている人からは、裏側にある「注目されたい・褒められたい・認められたい」という強い承認欲求を感じてしまって逆に見ていられなかったりします。
自然体で幸せな人から伝わってくる世界とは全然違うんですよね。
同じような受け取り方をする人がどれだけいるかは分かりませんが、私はこれがデフォルトなので今後もこの路線で行くし、できれば「自分が好きになったものの裏側にあるストーリーや輝きを伝えられる人」になりたいです。
具体的に何をするかはひとまず置いておいて、コーチングを受けて自分の求めるものが可視化できてきたのは嬉しいです。