境界型人格障害(ボーダー)

「ボーダー」



昨日当院の玄関先で転倒し、私が日赤に救急搬送した患者(?)が日赤救急外来で大暴れをして追い出されたそうだ。おそらく近々日赤から診療情報提供書の返書が来るだろうから、私は平謝りに謝らなければならない。そのお詫びの返事はこのようになるはずだ。



今回の件では多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。あの患者は当院には喘息その他で通院していましたが、よその精神科が「妄想障害」としてfollowしておりました。しかし今回の一件で、私はあのものに対する確定診断を付けることが出来ました。



あの人間は・・・人間と呼ぶべきかどうかが問題なのですが・・・ボーダーです。ボーダー、境界型人格障害。



この「境界型人格障害」という診断名は、完全に不適切です。境界型などと言えば、まるで軽症のような印象があります。しかしボーダーは人格障害が境界型なのではなく、「人間か悪魔かの境界」です。そして、完成したボーダーは・・・まさに昨日のあのものがそうなのですが・・・人間か悪魔かの境界ではありません。完全な悪魔、あるいは魔物です。



当院の標語に「ここに訪れるものは全て患者である」とありますが、その唯一の例外がボーダーです。ボーダーというのは、現存する悪魔です。悪魔などというのは宗教の話だと思うのは間違いです。ボーダーはまさに、実在する悪魔です。



世の中には、存在が喜ばしい少数の人々がいます。またいてもいなくてもよい多数の人々がいます。そして、どちらかというといない方が良い人々もいます。しかしボーダーは、その全てに当て嵌まりません。なぜならボーダーは、明らかに存在自体が邪悪だからです。



ボーダーが如何に害悪であるかは、今回先生がご経験した通りです。そして、それは完全に矯正不能です。一度ボーダーとして完成してしまった存在(人間と呼びたくないのでこう言います)は、どうすることもできません。ただただ、関わらない。社会に取っては、これしか対応法がないのです。



無論ボーダーの末路は悲惨です。どこかの路上で野垂れ死ぬか、あるいは精神病院の隔離室で死ぬまで隔離されるかのどちらかです。しかし、それでよいのです。ボーダーというものはまさに「実在する悪魔」であって、治療の対象ではありません。



今後当院はあの生きものに一切出入りを禁じます。玄関先で倒れたって、全然気にしません。警察を呼んで排除して貰います。ボーダーに必要なのは救急隊ではなく警察です。この世で断固排除する他はない生物の一つが、ボーダーなのです。今回の一件で、私はあの人間がボーダーであると確定診断を下しましたから、以後二度とあの者を貴院に救急搬送することはいたしません。



ボーダーが行き倒れたら、それに越したことはないのです。ボーダーは、死ぬことが最善です。

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