パワハラと爺婆

石巻でパワハラに苦しむ30代、40代の親というと60代、70代だ。此奴らが、一番始末に負えない。石巻という閉鎖社会から一歩も外に出たことがない連中だ。



ある30代がパワハラと追い出しにあい、心因反応を起こしてあゆみ野クリニックを受診した。どうせ出ていくなら取れるものふんだくって辞めろと諭し、労基に相談させたら珍しく労基がすぐに乗った。つまりその案件は、労基が即座に乗るほどあからさまなパワハラだったわけだ。



ところがここで親が出てきた。



「いやいや、どうせ辞めるなら立つ鳥跡を濁さずだ」



親にこう言われたと言って相談に来た本人に、私は言った。



「君、今水を濁しているのはどっちなんだ?君か?それとも君にパワハラやって追い出し部屋に追い込んでいる会社か?」



彼は独身だったから、私のこの一言で目が覚めた。彼は労基に正式に申し立てを行い、取るべきものを取って辞め、転職した。



立つ鳥跡を濁さずって、おい爺婆、お前達日本語勉強し直せ。

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