したの名前なんて読むの?

生きてきて何回も聞かれたし、
何回も答えてきた質問。

わたしの名前は
ものすごく珍しいわけではないけれど、
ありふれてもいない。

まず聞かれることがほとんどだけど、
当てずっぽでも正しく読まれたことが
人生で4回ある。

わたしの名前は、このか。
「木華」と書く。

わたしの人生のテーマでもあるこの質問。

「名前なんて読むの?漢字はどう書くの?」
と聞かれたときに
答える文言をあるとき考えた。

「漢字ふた文字で、木曜日の木に華やか
と書いてこのかといいます。」

今のところこれが1番想像しやすくて
伝わりやすいかなと思っている。
「華やか」が伝わらないときもあって
中華の華です。と付け加える。

でも本当の本当に言いたい文言があって、

「漢字ふた文字で、木が華やぐ
と書いてこのかといいます。」

これを言いたい。
少しだけかっこつけたい。
でも、伝わらなかったときに自分が
恥ずかしくなりそうで言えたことがない。

伝えることを目的として言うのだから
やっぱりわかりやすさが1番だと思う。

かわいい名前だね。とか
素敵な名前だね。
と褒められたときには、

「はい。ありがとうございます。
母が名付けてくれました。」

この決め台詞だけは譲れない。






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