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学校に行きたくなかった話

アメリカについた話をしたところでいきなりですが、ちょっと時間を戻します。

転勤が決まる前、長女が学校に行きたくなかった時期がありました。いくつか要因はあるのかなとは思いますが、大きな理由は、担任の先生が怖かったから。

他のいくつか思い当たることは、小学校に上がるまで、のびのびとした自然派の幼稚園に行かせていました。長女にとても合っていたと思うし、毎日楽しんで通っていて、シャイなところはあるけど運動大好きで活発な子でした。先生方も素晴らしかったし、あまり怒られたことなんてなかったかも。

そこを卒園の直前に市内で引っ越しをしたため、長女の学校も少しだけ校区がずれて、幼稚園からの友達が少ししかいない校区になりました。そんな感じで小学校という新しい環境に、知り合いがほとんどいない状態で入りました。そんな緊張しているところに、こわーい先生...

実際には、長女本人がその先生に怒られたことはほとんどないと思います。でも、周りの子たちが叱られてるのを見るだけで震え上がってしまって、怒られたくない!!っていう気持ちに支配されてたと思います。

最初から、先生が怖いとは言っていたけど、まあ幼稚園の先生と比べたらそりゃ厳しいと思うよって話してました。でも参観しに行ったり、子供と話をしてるうちに、あと子供の話してるときの表情とか見てるうちに、あれ?ほんとに厳しすぎないかな。。。?と私も感じてきました。子供たちへの伝え方も、よく怒鳴る、そしてけなしているように聞こえる発言が気になりました。

入学してしばらくは頑張って通っていた娘も、5月頃にはすっかり嫌になっていたように思います。そんな中たびたび頭痛を訴えるようになり、学校を休むようになりました。いったん頭痛が始まると転げまわって痛がり、頭痛薬が効いてくるまではそんな状態が続きます。とても心配で病院でいろんな検査も受けましたが、偏頭痛でしょう、これは長い付き合いになるかもしれませんよ、と先生に言われたりしました。

担任の先生には最初から、先生が怖くて学校に行きたくないと話しています。と正直に話しました。先生は、今までいい子で何も問題なく来たんでしょう、という(??)反応で、自分のやり方に問題があるとは微塵も思っていない感じでした。

教頭先生にも相談しました。その先生に関して同じようなご意見をほかの保護者の方にも頂いたことがあるので、先生とも話して対応していきます。とのご回答でした。話はよく聞いてくださったけれど、ぼんやりとした回答で、実際にはやっぱり何も変わらなかったように思います。

学校しばらく休んでもいいよと子供に話し、本人の話を聞いたり、色々悩んでいました。ずーーっといけなかったらどうする?環境を変える?それが本当に本人のためになるのか?かえって自信を失うことにならないか?など頭の中でぐるぐる考えていました。


長くなったのでつづきはまた。


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