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ミツバチと共に働く~“養蜂家”という仕事 【前編】~

昆虫が好きで好きで仕方がない!!

そんな風に、昆虫に没頭するお子さんって時々いますよね ♪

私たち札幌山本養蜂園と関わりのある養蜂家さんのなかにも、そういった「虫好き」が高じて、長年ミツバチを相手にする仕事をしていらっしゃる方がいます。
「好きなこと」が仕事になるというのも、素敵ですよね。

昆虫好きの子どもさんたちに「養蜂家という仕事の選択肢もありますよ!」 ということが伝わるきっかけのnoteになればなぁと感じております。

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養蜂業に関わる3名の方(Aさん51年目・Bさん5年目・Cさん2年目)にアンケートをとらせていただいた、その生の声をご紹介します

Q1:「ミツバチを相手にする仕事=養蜂業界」に入るきっかけは何ですか?

Aさん:学校をさぼりテレビを見ていたら、ミツバチが集めてくるハチミツが花によって黄色・白色・黒色など味がちがいがあることを知り、興味を持った。
Bさん:大学で蜜蜂を研究していて、それを活かせる仕事を探していた時に、OBに声をかけてもらったため。
Cさん:私が通っていた高校がミツバチを基盤とした取り組みを行っており、それに参加して、興味を持ったことがきっかけでした。

Q2:養蜂が仕事になることが決まったとき、どんな気持ちでしたか?

Aさん:弟子を募集している大きな養蜂家に手紙を書きました。養蜂を始めるきっかけや家族構成、手書きの地図、交通費の現金を送ってくれ、期待されて汽車で旅立ちました(1970年)

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Q3:どんな幼少期でしたか? 
  ミツバチに興味をもったきっかけは?

Aさん:アリ、カエル、サンショウウオ、ハト、小さな昆虫が好きで飼いました。
Bさん:幼少期は生き物全般が好きで、よく動物園や博物館に行っていました。
高校の頃に牛や鶏について学ぶ機会があり、大学に進学した時に蜜蜂を研究しているのを見つけ、家畜について学んだが、養蜂について何も知らないと思ったのがきっかけでした。
Cさん:生物が好きでよく観察したりしていました。ミツバチに興味を持ったのは、小さな体で花から蜜や花粉を集める様子が健気(けなげ)でかわいらしいと感じたからです。

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後編では、「ミツバチと共に働いて感じること」「これから養蜂を仕事にしてみようと考えている人」へのことばをご紹介します!
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書いた人:速渡(はやと)・・・入社3年目。幼少期は、特に虫が好きではありませんでしたが、作業の合間にミツバチを観察するのはとても楽しいです!

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