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(077) 心理学の勉強法、大学院進学についての質問への回答と補足

2020年9月21日(月・祝)

「マシュマロ」というシステムを使って、質問やメッセージを随時受け付けています(主にTwitterの読者から)。

よく考えたら、この「ファーストコンタクト」の質問箱も作った方がいいということに気づきました。ので、さっそく作りました。ファーストコンタクトの記事内容に関する質問はこちらのフォームをお使いください。

さて、今回はマシュマロから飛んできた質問の中から、心理学の勉強法や大学院進学についての質問を取り上げます。マシュマロからの回答は100字に制限されていますので、それに補足することを書いています。

・身近にできるアウトプットの方法

[Q] 心理学を学ぶ大学2年です。学校が授業開始を延期しているため、最近は心理学についての勉強を主に本や動画で行っているのですが、アウトプットをする機会がなく、身になっている実感がほぼ湧きません。身近にできるアウトプットの方法などはありますか?

[A] ノートを一冊用意して「研究ノート」にします。それにインプットしたことを箇条書きやグラフィックで書いていきます。数ページになると互いの関連が見えてきて、何か書きたくなります。それをnoteに書くのです。

(補足)アウトプット(話したり、書いたり、まとめたり)するのは最も効率の良い勉強法です。本を読んだり、ウェブ記事を読んだり、YouTubeを聞いたりして、そのときはわかった気になっていても、数日後には何も頭に残っていないことに気づくでしょう。

これは大切だと思ったものについては、アウトプットすることです。友達にその内容を話すのもいいでしょう。自分のブログに簡単にまとめるのでもいいでしょう。簡単に話すだけ、簡単にまとめるだけでも、自分の知識の整理ができることに気づくでしょう。アウトプットの量の何倍もの情報が頭の中を巡っています。その活動が重要なのです。

・心理学の基礎を勉強するのにおすすめの教科書

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