7-お題

【お題拝借】良き相手との試合はフローに入るための究極の協力関係。

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。今日は質問がないので、フリーテーマで書きます。

競争や試合はルールに従って勝ち負けを決める行為だ。なんでそんなことをするかというと、上達するためだ。自分がどれくらい上達したかは、試合の結果で明確に示される。逆に言えば、試合の結果が総合的な上達の指標となる。

試合をして、相手と競争し、勝負を決めるということは、逆説的だが、究極の協力関係とも言える。なぜなら競争相手がいることによって、試合が成立し、それを目標として自分も相手も努力し、上達するからだ。

もし相手が弱すぎたら、勝負は退屈だ。上達しない。もし相手が強すぎたら、最初から諦めてしまう。これも上達しない。だから自分とだいたい同じレベルの競争相手を見つけることが大切だ。その人を挑戦相手として、勝ったり負けたりする。そういう相手がいれば、自分は最も速く上達するだろう。

勝ったり負けたりする相手と試合をすれば、フロー状態に入ることができる。退屈でもなく、不安でもなく、その試合に入り込む。そのとき、お互いにたくさんのことを学び、上達するだろう。それは、究極の形の協力関係というべきものだ。

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