【お題拝借】A+の成績の取り方／セミナーや講演／なぜ統計の本を書いたか

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問は「Peing 質問箱」からお送りください。匿名で送ることができます。
https://peing.net/kogo

[Q] 今年先生の授業とるからＡ＋ください

私の授業でA+を取るのはとても簡単です。事前の短いビデオがある場合は視聴してクイズに答えること。毎回の授業に出て、グループワークに積極的に参加すること。そこで考えたことをショートレポートに文章化すること。これを続ければOKです。

注意してほしいのは、最後に大きな試験やレポートがないということです。それには理由があります。最後に大きな試験やレポートを課すと、「対策」されてしまいます。それは良い成績を取ろうと思う人には自然なことであり、非難されることではありません。とはいえ、教える側としては「対策」されることには意味がありません。そうではなく、毎回の授業の中で各自にとって何か意味のあることを獲得してほしいのです。

ですので成績をつけるための最後の試験やレポートはしません。その代わり、毎回の授業の中で小さなクイズやグループワークやショートレポートを書いてもらいます。もちろんそれも「対策」することは可能です。しかし、その中で意味のあることを獲得してもらえば目的は果たされたことになります。

[Q] 向後先生のセミナーや講演を無料で受ける機会はありますか？

無料という条件ではないのですが、いろいろなところで開いています。早稲田大学エクステンションセンター中野校でのアドラー心理学入門講座はお勧めです。一回あたり3,000円ちょっとの出費さえ、がまんしていただければ。

「アドラー心理学入門 よりよく生きるための心理学」
* 曜日 木曜日時間 19:00～20:30
* 日程 全8回 ・04月12日 ～ 06月07日
* (日程詳細) 04/12,　04/19,　04/26,　05/10,　05/17,　05/24,　05/31,　06/07
* 定員 50名
* 受講料 ¥ 25,750
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/42256/

アドラー心理学に基づく子育て講座もあります。

「アドラー流子育て講座 アドラー心理学に基づく親支援プログラム」
* 曜日 土曜日
* 時間 10:30～14:30
* 日程 全3回 ・05月19日 ～ 06月16日
* (日程詳細) 05/19,　06/02,　06/16
* 定員 24名
* 受講料 ¥ 18,707
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/42258/

[Q] 統計とプログラミングに興味があります。先生はなぜ統計の本を書かれたのですか？

統計学は心理学をやる上では必須です。でもその考え方はなかなか難しいのですね。私も心理学を学んでいた学生時代には苦労しました。そこで、できるだけわかりやすい入門統計学の本を書こうと思ったのがきっかけです。

統計の本を書くときに考えたことは、まず「自分ならどういう統計の本が読みたいか」ということです。私の統計の本はそうしたアイデアからスタートしたものです。

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