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未経験からIT業界をスタートし、入社後にゼロから勉強。日々新しいことが出来るようになる自分にわくわくが止まらない

インフラサービス部に新卒入社した徳田さん。大学では全く別の分野を専攻していてIT業界は全くの未経験からスタートでしたが毎日がとても楽しいと言っています。徳田さんがIT職を志望したきっかけや、現在の業務に至るまでのお話を聞きました。

ひたすら簿記と英語の勉強を続けた大学生活


―まずは自己紹介をお願いします

高校の頃から公認会計士を志望しており、公認会計士を多く輩出している大学を調べて中央大学の商学部に進みました。僕は勉強が好きなタイプで、勉強を頑張って試験で結果を出すことを楽しく思っていたんです。将来働く時も、ずっと学び続けられる仕事に就きたいと思っていて、学び続ける仕事って何だろうと考えたときに公認会計士がいいなと思いました。電卓をたたきながら計算をして答えを出し、必要な知識を常に学び続ける仕事に魅力を感じていました。

大学では会計学を専攻したのですが、入学してすぐにコロナでリモートになったんです。大学1年生と2年生の間は完全オンラインで実家から授業を受けていて、サークルなどにも入れずじまいでした。はじめのうちは結構だらだらしてしまって、これではダメだと思いたって簿記の勉強を始めました。まず1年生の時に日商簿記3級の勉強を始めたのですが、テキストを見て問題を解いていたらすごく自分に合っていると感じました。問題を解くプロセスだったり考え方が面白くて、3級取得後は大学2年生の時に2級を取得し、3~4年生の時は1級にもチャレンジしました。1級は残念ながらあと5点のところで不合格になってしまいましたが、どんどん知識を吸収できるのが楽しくひたすら勉強していました。

―大学の授業はどのような内容だったのですか?

企業会計を軸に企業の業績評価や財政評価の算出などを行っていました。企業の売上とコストのバランスを見たり、収益を上げるためにはコストをどれだけ下げたらよいか考えたりなどです。いろいろな企業の財務諸表を見て、例えば財政が悪化していたら改善をするにはどうしたらいいか具体的な改善策をまとめるといったことを行っていました。簿記の勉強で学んだ知識が現実の世界で使えるというところが面白いと思っていました。

ゼミは入らずに、自分がやると決めていた簿記の勉強と英語の勉強を続けました。もしやりたい事が決まっていなかったらゼミに入っていろいろな知識を吸収しながらやりたいことを探していたと思うのですが、僕はすでに勉強したい事が見つかっていたので入らなかったんです。

―本当に勉強漬けの生活だったのですね。大学在学中、勉強以外に頑張っていたことはありますか?

勉強以外ですと、大学4年生の就職活動が終わってから筋肉トレーニングを始めて現在でも続けています。性格的にこつこつと続けるのが好きなので、勉強と同じように筋トレもこつこつやっています。

―就職活動についてお伺いします。会計専攻からIT業界へ就職とシフトされていますが、就職活動はどのように進めたのですか?

公認会計士を目指していたのですがそこは実現できず、経理職で就職活動をして実際に内定もいただいていました。ただ、本当にやりたかったのは会計の仕事だったので、経理の仕事に就いてもきっと会計の仕事をしたかったという未練が出てくると思ったんです。それでいいのかなという気持ちがありました。また、経理の仕事について調べてみると将来は経理の仕事の大半がITに奪われると書かれていて、将来性に不安を感じるようになりました。

ずっとなりたいと思っていた会計士や経理職ですが、キャリアパスの将来性に疑問を持ち始め、一度考え直しました。こつこつ勉強を続けて成長を感じながら仕事をしたいという気持ちは変わらないし、それが僕の長所だと思っていたので、IT業界で勉強をしながらキャリアを積んだ方が良いのではないかという想いのほうが強くなりました。いただいていた経理職の内定を辞退して、IT業界に絞って再度就職活動を始めました。

―最終的に工芸精器製作所を選んだ決め手はなんだったのですか?

IT系の企業は3社選考が進んでいたのですが、最終的に工芸精器製作所に決めた理由は社長です。3社とも業務内容は同じような内容でしたので、本当に社長の人柄が決め手でした。面接の途中で「この人と働きたい、絶対この会社に入りたい」と思ったんです。

松村社長の物腰の柔らかさや人との接し方にとても感動しました。面接の中で、「僕はITの知識がまったくのゼロです」という話をしたときに、社長が社内の○○部の○○さんも未経験で入社をして、現在はこんな内容の仕事をしていて楽しく働いているよ、と具体的な話をしてくれました。現場をちゃんと把握していて、丁寧に人材マネジメントをされている社長さんなんだなというところに安心感を覚えました。

未経験でIT職へ就職。勉強をする姿勢を持っていれば必ずできるようになるという自信があった


―入社後の流れを教えてください。

入社前は、エクセルのことをわかっておこうと思い自分で少し勉強していました。大学ではワードは使っていたのですがエクセルを使ったことがなかったので、仕事を始めてから困らないように関数などの勉強をしました。あとはエンジニアの仕事、インフラの仕事とはどういったものなのかYoutubeを見て勉強したりもしていました。

入社後の2ヶ月間は新人研修で、僕が所属するインフラサービス部の研修は全て対面での実施でした。同期はインフラサービス部とシステム開発部にそれぞれ所属していたのですが、部署により研修内容はそれぞれ異なりました。

インフラサービス部の研修では主にAlmaLinuxのコマンドを覚えるところから始まり、サーバーの構築やネットワークの通信方法について学びました。始めに研修のスケジュール内容を見たときに、最後はサーバーを自分で構築という項目というがあって、本当に自分が出来るようになるのかなと思ったのですが、不安よりもわくわくの方が大きかったです。学生時代に勉強を通じて自分なりの成功体験を持っていたので、しっかり勉強すれば絶対にできるようになるという自信があったんです。できるかなという不安よりも、新しいことが出来るようになることに対するわくわくが僕の中で大きくありました。

―研修の中で印象に残っていることを教えてください。

全てが未経験からのスタートだったので、最初はなにがなんだかわけがわからない状態からのスタートでした。例えば「Webサーバーはリクエストを受けてレスポンスを返す」という説明があっても何のことなのかちんぷんかんぷんでした。本当にわからないことがたくさんあったのですが、わからないで立ち止まっていたら何もならないので行動するしかないと思い、先生や同期に質問を重ねてだんだんわかるようになってきました。

今後もさらに新しい知識を勉強し続け、常に成長している姿でありたい


―研修後の現在の業務内容を教えてください。

研修終了後、現在は実際にプロジェクト先のお客様のところで先輩の望月さんにくっついて業務に携わらせてもらっています。主にサーバーのメンテナンスやサーバー同士の通信許可の設定変更などの業務を行っています。

関わる業務の手順や内容など覚えることが山のようにあるのですが、新しいことを学ぶ毎日がとても楽しいです。現在携わらせていただいている業務を完ぺきにこなして、さらに幅広い業務を担当出来るようになることを自分の目標としていて、やるべきことややりたいことが多くて忙しいのですが、忙しいからこそ面白いと感じています。

先輩の望月さんと一緒に仕事をしているのですが、質問をしたら毎回丁寧に教えてくださるので質問しやすいですし、聞きやすい雰囲気をつくってくれているなと感じています。常駐先のお客様とも業務進捗の確認など会話をする機会があるのですが、みなさん穏やかで良い方々ばかりです。

―実際に仕事を始めてから感じた楽しさを教えてください。

入社するまで全く知らなかった技術やITについての知識が身についていることに純粋にわくわくしています。人生何が起こるかわからないですよね。大学生の頃は自分がサーバーエンジニアになるとは思ってもいませんでした。覚えることが本当に山ほどあって、技術の知識や業務フローについてだけでなく、社会人としてのマナーの部分もまだまだ知らないといけないことがたくさんあります。覚えること、やらなければいけないことがたくさんあってとても忙しいのですが、忙しくて面白いと感じていて、新しい知識を日々吸収して自分のものにしていけるのがとても楽しいです。

―最後に、今後挑戦したい事を教えてください。

具体的なキャリアパスなどは今のところまだ見えていないですが、未経験からIT業界に携わらせていただいているので、今の時点はとにかく何でもやってみたいなと思っています。なんでもチャレンジする精神で、「できるかできないかではなく、やってみる」、その中で分からないことがあったら、調べたり先輩に助けを求めることを大切にしています。常に新しいことを学び続ける姿勢を忘れずに、自分で出来る業務の幅をひろげていけるように挑戦していきたいと思っています。


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