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バリバリ文系の私でも未経験スタートできたのは周りのみなさんのやさしさがあるから

2023年に入社を​した、システム開発部の内村さん。全くの未経験であるエンジニアとして入社を決めた経緯や今後の目標についてお話を伺いました。

面接での社長の言葉が入社を決めたきっかけ

―本日はよろしくお願いいたします。まずは内村さんの学生時代について教えてください。

大学では英文学科で英語や英文学を学んでいました。5歳の時から英会話を習っていて、もともと英語が好きだったんです。国ごとだけでなくて、例えばアメリカ国内でも州によってアクセントや言い回しが違うといった文化の違いを言語を通じて知ることが出来るのが楽しかったです。

ゼミは比較文学ゼミに所属し、19世紀のイギリス絵画について学んでいました。絵画に描かれているひとつひとつのものに意味があって、それがつながってストーリーになっていたりするんです。それらを紐解いていくのが面白くて。学生時代はサークルも結構頑張っていて、フラダンス、華道、講演会を企画する団体、英語の演劇、の4つのサークルに入っていました。

―文学や絵画など文系どっぷりの内村さんがエンジニアとして就職しようと決めたのはなぜでしょうか?

うちの大学では在学中に教員免許を取得して、卒業後は教員になる人が多いんです。私も教員免許取得に向けて勉強したり模擬授業をしたりしていたのですが、自分は先生には向いていないと気づいて。なので教員ではなく企業で事務の仕事が出来たらいいなと思っていました。

そんな時、サークルで参加した講演会で、「将来はほとんどの仕事をAIがするようになる」という話を聞いたことを思い出しました。事務の仕事もなくなってしまうかもしれない、それならどんな職業がいいのかと考えたときに、ITがいいんじゃないかと興味を持ったんです。

就職活動が始まってから、マイナビやリクナビでIT系の職種を自分でいろいろ探して応募し始めました。私は人と関わりながら働きたいと思っていたので、いろんな人と交流できる規模の会社を探していました。大規模だと人が多すぎて自分の意見も通らないと思ったので、社内の人の顔がわかるくらの人数規模がいいなと思っていました。

―数ある企業の中から工芸精器製作所に入社を決めた決め手を教えてください。

アットホームさが一番の魅力だなと思い入社を決めました。面接でお話しした社長がとてもやさしいのが印象的で。私がもしエンジニアに向いていなかった場合のことも入社前から考えてくださり、未経験からスタートする人を本当にサポートしてくれる環境なんだなということが伝わってきたのが決め手です。

人材紹介会社から紹介いただいて面接を受けたのですが、はじめに紹介してもらったのが8月の初めで、面接を経て内定をもらったのが9月上旬なので、約1ヶ月で決まりました。

わからないことをやさしく教えてくれるアットホームな職場で、成長できる

―入社後の流れを教えてください

入社後は2か月間Pythonの研修を受けて、その後部署配属となりました。配属後にまずテスト業務という、これを触れば業務の流れが大まかにわかるものが用意されていたので、それをちょこちょこ触りながらツールに慣れていき、段階を踏みながら本業務に入っていきました。

―現在はどのようなお仕事をされていますか?

いまはSalesforceの運用保守のお仕事をしています。トラブルがあった際に対応をしたり、原因調査をしたりといった業務です。タスクは外部のタスク管理ツールで管理をしていて、社内で割り振られる形になっています。

保守の仕事は定型業務が多いのですが、ログのバックアップや監視業務なども行っています。テスト業務をすることもあり、例えばホームページに文章を加える場合に不具合が出てこないかを事前に確認するといったことも行っています。

私はもくもく作業をすることが好きなので、なにか問題があった時にその原因をひとつひとつつぶしていって特定できた時はすっきり出来て楽しいなと思います。

―わからないことがあった時はどうするのでしょうか?

先輩たちが本当に優しくて、わからないことを質問したらすぐに通話機能をつなげて画面共有をしながら教えてくれているので本当に助かっています。初めは全く分からなかった専門用語も、今では少しずつ分かってくるようになりました。

入社前の内定式で各部署の役割などを説明していただく機会があったのですが、開発の説明の部分が専門語だらけでその時はちんぷんかんぷんだったんです。今ではわからないことが少なくなってきて、単語の意味から質問することがなくなりました。小さなことも周りのみなさんが丁寧に教えてくだるので、入社時と比べて自分が成長していることを感じることが出来ています。

―アットホームな会社とおっしゃっていましたが、本当に優しい方が多い職場なのですね。

本当にそうだと思います。未経験スタートで、かつリモート勤務にもかかわらず、みなさんが教えてくださるおかげでスムーズに仕事が出来ています。普段リモートなので社内の人と会う機会があまりないのですが、飲み会で他部署の方と初めてお会いした時など、本当にフレンドリーで話しやすい方が多いです。

飲み会の様子

先輩がたのように、私も後輩から頼ってもらえる存在になりたい

―未経験からスタートし、めきめき成長されている内村さんですが、今後の目標を教えてください。

まずはSalesforceの資格取得を目指してSalesforce 認定アドミニストレーターの勉強中です。資格を取って、自分がエンジニアとして成長していることを目に見えるかたちに残していきたいと思っています。

あとは、今後入ってくる後輩から頼ってもらえる先輩になっていたいなと思っています。いままで周りの方にものすごくサポートしていただき、たくさん教えていただいたので私も後輩にそうしていきたいという気持ちです。

入社前はエンジニアになるためには経験が必要だと思っていましたし、文系で未経験スタートで本当に大丈夫かなと自分でも不安だったのですが、たくさんサポートいただいたおかげで仕事ができるようになりました。

これから入社する後輩には、未経験でも大丈夫だということを伝えたいですし、質問されやすい先輩になりたいです。忙しそうにしていると質問していいかなと気を使って結局質問できなかったりすると思うのですが、いつでも受け入れられる雰囲気を持っていたいと思っています。



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