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成長し続けるサブマネージャー。チームで同じ方向へ向かうために、いま大切にしていること

入社13年目を迎えた、インフラサービス部サブマネージャーの望月さん。エンジニアのチームを抱える身として、いま何を考え行動しているのか、その裏側に迫ります。

何もわからない中で入社。
貪欲にスキルアップを目指す日々

ー本日はよろしくお願いいたします。望月さんは中途でご入社されているかと思いますが、まずはその経緯からお伺いしてもよろしいでしょうか。
元々父がITの営業職をしていて、仕事の話も聞いていたので、「自分も同じ方向に行こうかな」と思いながら就職活動をしていました。ただ、全くの未経験だったので、教育制度もあって、しっかりスキルを身につけられそうな会社を選びました。

ー未経験ながらの挑戦ですね。
そうですね。業務内容としては、顧客のサーバに特定のミドルウェア(OSとアプリケーションの橋渡しをするソフトウェア)をインストール・設定していくといったものがメインでしたが、さすがに何も分からない状態だったので、とにかく先輩にくっついて回って、迷惑をかけながら学び続けていました。

ーそちらの会社で、3年ほど働いて工芸社に転職されていますよね。何かきっかけがあったのでしょうか。
一応、3年目になる頃には、知識が薄いメンバーを指揮する立場になりながら、リーダーシップも発揮でき、達成感も持てていました。
ただ、特定のミドルウェアを導入するだけの案件が多く、サーバ側の知見や経験を得ることがほぼありませんでした。ミドルウェアより手前には、根幹のOSやサーバの話があるのですが、それらの知識を得られないまま進んで良いのか?と疑問を持ち始めて。。。

そこから転職しようと決め、工芸社に入社しました。

工芸社に入社後も学び続ける毎日。
今では取引先から頼られる存在に

ースキルアップを目指しての転職とのことですが、工芸社を選んだ理由をもう少しお伺いできますか?
魅力を感じたのは、いわゆるサーバ周りも含めて、自分が知りたいと思っていた業務を多数行っていて、なので、「ここならスキルアップできること間違いなし」と感じた点です。

もちろん、工芸社に入社した後も知識不足だったので迷惑をかけていましたが、とは言え、ミドルウェアしかやっていなかった自分にとっては、「ここからやるのか!」と、衝撃を受けたのを覚えています。PCも、自分でパーツを組み立てましょう、とか、そのレベルのこともあったりして。本当に最初からやるんだな、という感覚。こういうのを、自分もやっていきたいなと心の底から思えました。

ー転職が、きちんとスキルアップに繋がったのですね。ちなみに、なぜそこまで、サーバなどの領域へ挑戦したいと思われたのでしょうか。
前職では、「ミドルウェアをインストールする」というところからが役割だったのですが、その母体となっているサーバなどに対して、前提の知識や経験がないことが悔しいしもどかしかったんですよね。例えば取引先から質問されても、「そこはサーバーの問題ですかね」となって、答えられない自分が情けなくて。どうにかしたいなと思っていました。

ーとにかく成長への危機感を感じられていたのですね。
そうですね。おかげさまで、工芸社に入社してからは色々な経験ができていますし、今では取引先からも、「望月さんが参加してくれると、案件の問題を解決してくれるよね」と仰っていただけるようにもなりました。

エンジニアのチームを束ねる仕事術。
常に同じ方向を向くために

ー現在は現場責任者として、部下の育成にも励まれているかと思います。マネジメント業務は、やはりやりがいはありますか?
やりがいはすごくあります。例えば最近も、「最近彼良いよ」と、後輩が取引先から褒められることがあって。そういうのは、自分のことのように嬉しくなります。

ーそれは嬉しい出来事ですね。マネジメントでは、どんなことを心がけていらっしゃるのでしょうか?
大切にしているのは、とにかくコミュニケーション量です。若手の子たちからすると、仕事中に色々と会話したり、積極的に話しかけたり、そういうのも最初は難しいと思うので、こちらから仕掛けて、相談しやすい環境をいかに作れるかが大事だと思っています。
そういったコミュニケーションを通して、チームみんなの意識が、同じ方向を向いているようにしたいなと。部下・上司含めて、きちんと意識を共有しあいながら進めていきたいと思っています。

ーありがとうございます。最後に、今後の目標をお教えいただけますでしょうか。
今は数人しかマネジメントしていませんが、もっと多く、部のみんなをマネジメント出来るような立場になりたいと思います。

その背景にあるのは、インフラ部の人数がまだまだ増えていないことが挙げられます。もっと仲間を増やしたいし、その時、きちんとみんなをまとめられる人間がいないといけないし、自分がそんな存在になりたい、という思いです。
あとは、自分も未経験で入社した人間なので、今後新しく、未経験で入ってくる方がいても、相手の立場に立ちながらきちんとフォローしていきたいですし、寄り添っていきたいなと。「わからないことがわからない」という状況すらも、きちんと理解できるような、そんなマネージャーになりたいなと思います。


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