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気持ちはいつもオンライン

アフターデジタルという話題のビジネス本があります。
タイトルよりも副題が気になってしまいました。

オフラインのない時代に生き残る

オフラインのない時代?
めちゃくちゃ気になる表現です。

街をブラブラしていたら、スマホがぶるっと震えて画面を見ると「クーポンが届きました」の文字。ちょうどお腹も空いたし、お昼はハンバーガーにしよう!
なんてことありませんか?
これはオンライン(スマホ)を使ってオフライン(お店)に来てもらうやりかた。マーケティングの言葉だとO2O(Online to Offline)と言います。
「オーツーオーはもう古いんだよね」打ち合わせで初めてこの言葉を聞いた時、なんで急にコンタクトレンズの話してんだろ?って思いました。
O2Oって酸素たっぷりな感じしません?

中国では、メニューがないレストランが増えてるそうです。テーブルのQRコードを読み込んで表示されたスマホ上のメニューをタップすると注文完了。例えば4人でお店に行って各々のスマホでメニューを注文すると、リアルタイムで合計金額が出る。〇〇くんは頼みすぎだから、この唐揚げキャンセルしとくよ、みたいに目の前にいる相手とスマホを通して会話する感覚
割り勘も簡単にスマホでできちゃう。部長は多めに払ってくださいね、ということもスマホ上でできる。オンラインとオフラインが融合した状態、OMO(Online Merges with Offline)と言うそうです。

技術がどんどん進化するとオンラインとオフラインの境界が曖昧になる。究極的には、「すべてがオンラインになる」というのが冒頭のアフターデジタルという概念です。オンラインとオフラインを分けて考える時代はいつか終焉するよ、という考え方です。リアルとデジタルが一緒になった世界。それがアフターデジタルです。

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オンラインとオフラインの境界が曖昧になる

この言葉を見て、noteの友達みたいだ!と思いました。
オンライン上で仲良くなって、オフ会で遊んで。noteで同じお題で遊んだり、今度おみやげもってくねー、なんて言ってる人もいる。
まさにオンラインとオフラインを行ったり来たり。
Twitterで「体調が悪くて」なんてつぶやきを見たらスマホを見てない時も大丈夫かな?と思う。「今日、誕生日です」という言葉を見つけたら、会社への足取りも軽くなる。「最近、投稿がないな。仕事が忙しいのかな?」と思いを馳せる。

これ、もうアフターデジタル状態じゃないですか!?
気持ちの上では、常に繋がっている状態。
気持ちはいつもオンラインです。

今週末、生まれて初めてオフラインのイベントに参加します。
note酒場。
ただでさえ緊張するのに300人も大勢の人が集まるかと思うと胃がキューっとなります。でも、きっと一歩酒場に踏み出せば、いつも通りしゃべれる気がする。noteやTwitterと一緒。絵文字を使わず目の前で笑いあう。
きっといつも通り。

あと、トイレに行ってふと一人になった時、酒場にいない人のことを思い出す気がします。「この場で一緒に話せたらなぁ」って。
昼の部、夜の部という時間や移動距離の問題、大勢いる場が苦手だったり、会場に来れない理由は色々。会いたい人全員には会えないけど、気持ちだけは繋がっていたい。

楽しい、嬉しい、悲しい、淋しい
目の前で一緒に分かち合えることは幸せなことだと思う。
でも、インターネットのおかげで、noteやTwitterのおかげで、遠く離れてても同じ場所にいるみたいに笑ったり、泣いたりできる。
リアルに会わなくても仲良くなれることを僕たちは知っている。

憧れ、尊敬、信頼、感謝
仲良くなれるきっかけは距離なんて関係ないことを僕たちは知っている。
ましてや、仲良しの度合いに距離なんて関係ない。
目の前で話してる人も、ネットを通じて遠くで話す人も。会ったことあるとかないとか関係ない。noteでスキになった人は、日本のどこにいたって、世界中のどこにいたってスキであることは変わらない。

10/6に会場でお会いできる人は乾杯しましょう!
僕はお酒を飲むとトイレが近くなるんです。何回もトイレにいくはず。
トイレに行くたびに会場に来てない人に思いを馳せます。

北海道から関西、九州まで。ニュージーランドや未来のアメリカまで。
その人がくしゃみが出るくらい強烈に思いを馳せます。

だから10/6にくしゃみをしたら、僕がトイレに行ったと思ってくれたら嬉しいです。(なんだこの終わり方???)






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