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【有料】共同養育塾(前半)

週末は、議事録読みを休んで、有料コンテンツをば

本業としては、離婚裁判も扱い、従来の展開を打ち破る手続きを開発しているところ、幻とはいえ、婚姻中は共同親権であることを活かすためのテクニックでもあり、共同親権を守り、親権者の立場を延命するための知見自体は、RKスクールでの展開をすでに考えている

共同親権弁護士による共同親権の学校

だろうか

今回は、訴訟手続きを離れて、実質的な共同養育の実現にフォーカスし、場合によっては、単独親権制の現状において、親権にこだわらないところもあるが、侮れない価値もあるということで展開を思いついたもの

いわば、学校と離れて独自に補足する塾的なもの

どっちの知見も大切であることはいわずもがな

共同養育農園の夢も膨らむ

これは企業に企画を持ちかけて、いろいろ展開できそう

男女平等・子の福祉という理念に沿うならば、企業の活動も巻き込んでいけることだろう

そういうのは、第3の方向性かな
既存の支援のための支援機関が独占する社会ではなく、あらゆる企業・団体が、共同養育を支援する社会に変えていくし変わる

お金がなくて困窮するひとり親家庭の支援モデルは限定されるかもしれないが、養育費を十分に払う親の子育て支援をすることで、ひとり親家庭の子が享受することが制限されていく様々な体験が提供されるようになることで、提供する側の利潤追求、社会的イメージの向上にも貢献(子の福祉サービス)することになる

そんな夢む膨らむけど、今日はまた別なわけで

ちょっと前からチラ出ししている、単独親権制の今でも共同養育(交代監護)にたどりついて解決した事例を検証していこうというもの

参考になる実例をもとにしているので、情報開示は慎重になるが、特に円満な当事者だった、というような特殊例ではなく、連れ去りから始まり、ともすれば、高葛藤とも評価されかねない不和スレスレ、離婚はやむなしといわざるを得ないほどに父母の関係は、夫婦としての破綻は明らかだった

でも、特別じゃなく、フツーの親が、フツーに子どものことを思って子どもを大切にしたいという想いから自然にたどりつくだけで、共同養育ひいては交代監護に達成する

もちろん大前提にあるのは、双方の親に養育能力・養育意欲があって、子どもとの関係性も双方良好であること

そこにちょっとした寛容双方にあること

少しかわいそうなのは、子どもにとって、両親双方との関係が良好だと、子どもの立場の率直な希望としては、離婚しないで、だったりする

意外にフツーのご家庭が離婚しない理由はそこかもしれないけど、そうはいっても、破綻した関係にいる男女が夫婦を続けるのはそれ自体ストレスということもある

ストレスフルの極みは、子どもにも悪影響が及ぶことである

そうなるくらいなら、離婚して解決していくというのも大切で、それが子どもの利益になることもある

子どもの主観的な望みと客観的な子どもの利益が合致しないことはあるが、
子どもの最善の利益を叶えるのが、大人の責任だ

親だけの責任ではない、ともフォローしておく

連れ去りから始まり、
しかし、共同養育解決をする

心の整理だけで、それが済むならばなんと素晴らしいことだろう

しかし、どうしても土俵は家庭裁判所となることもあるので、こうした解決パターンについては、家庭裁判所での離婚を取り扱う専門家にこそ関心を持ってもらいたい

どのような主張を展開して、たどりついたのか、という点が重要であり、決して、当事者自身の人格の問題等で済ますことはしない

主張を尽くしながら、自ずと心の整理もできたり、それでも過程においては、夫婦的な不和が再燃もしたり、板挟みにある子どもの心が乱れるような危機に直面することもある

そんな状況でも、寛容を見失わずに、現実的な解決にたどりつく果てに、その時点にたどりついたゴールが、離婚後共同養育のスタートラインとなって、飛躍していくことだってある

なかなか事件終了後の実情を知ることは稀だけど、おかげさまで、特にアフターフォローの負担もなく、よりよい親子交流を続けているような幸せ報告が届いたりして、嬉しい

弁護士の仕事が新しくなる

場合によっては、共同養育計画書作成業務も展開されていくだろう

Coそだてプランだから、Coプラと呼ぼう

さぁ、以下有料にて、共同養育解決例による主張書面記載例をご紹介


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